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益子の住み処#9 益子の庭の、夏の様子

連日連日、猛暑の報道が続いています。都市部にいると尋常ではないアスファルトからの照り返しが痛いほどですね。

今回は、益子の庭の夏の様子をお届けしたいと思います。
この日の益子町の気温は、天気サイトによると36度。風も吹かない日だったので、とても暑い。しかも、益子の家にはエアコンはありません。

夏は早起きです。6時頃に目が覚めます。畑からトマトときゅうりを収穫して、サンドイッチの朝食です。

サンドイッチ

そして、涼しいうちに外に出て作業をします。畑や庭の草刈りが主です。夏は草の相手をしているだけで精一杯で、なかなか庭づくりが進まないのが正直なところ。
作業の合間には、庭でとれたシソで作ったシソジュースを飲みます。青じそで作っているので、ほんのりピンクのかかった優しい色合いのシロップです。これを炭酸水で割って飲みます。お酢も入っているので、夏バテや熱中症対策としてもいいですね。

夏の草刈りは、草刈り機で一気に刈ってしまうのですが、そんな時にも普段見慣れない植物にお会いしたりして、おっ!という発見があります。狭い場所の草むしりは手でするのですが、更に多くの出会いがあり、なかなか草むしりが進みません。
この日の新しい出会いは、「アオミズ」、「チヂミザサ」そして「オニヤブソテツ」。わからない植物に出会うとその場で写真を撮り、Picture Thisというアプリで植物の名前を調べるのでなかなか進まないのです。でも、この出会いはいつもウキウキするので、作業が進まないのは良しとします。

アオミズ

オニヤブソテツ

昼の暑い時間帯は外での作業は暑さが厳しいので、一旦屋内で過ごします。昼寝をしたり、読書をしたり。収穫したシソを洗って乾かして、次のシソジュースを作る準備もしました。

庭にあるヤマザクラの木には、巣立ったばかりの小鳥なのか、多くの小鳥達が枝をつついて食事をしています。鳴き声もとても可愛くて、見ていて飽きることはありません。

益子ではメダカを飼っている(というか、餌も何もあげていないけど勝手に育ってくれている)のですが、猛暑日は水温が高くなりすぎているんじゃないかと心配で、冷たい井戸水をメダカ鉢に足してみたりします。なるべく水温が上がらないように、メダカ鉢の半分くらいは地中に埋めているのですが、平日の猛暑日などは心配です。

メダカ夏

午後4時くらいからまた庭に出たりします。この頃からヒグラシが鳴きはじめます。都会ではなかなか聞けないヒグラシの鳴き声。少し寂しいような、切ないような、そんな気持ちになります。

蚊もこの時間帯からはかなり多く出てくるので、携帯用の蚊取り線香は必須です。煙を直に吸い込むので、我が家では天然除虫菊の蚊取線香を使っています。以前、化学薬品の入った蚊取り線香を使っていて、めまいや吐き気がしたことがあり、天然のものに変えてからはそういったことはなくなりました。

午後5時には汗だくになって、夕食前にお風呂に入ります。明るいうちから入るお風呂は最高です。少しぬるめのお湯で、汗も泥もすっかり流します。今日も、幸せな夏の一日をありがとうございます!

こうやって文章で庭の様子を書いてみましたが、小鳥やヒグラシの鳴き声はなかなか伝えることができませんね。現在、動画編集を勉強中なので、近々音声や画像と一緒にお伝えできればと思います。

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