ロックスターは死んだ。まだ僕は生きてく。
「27最初の朝何事もなくまた目が覚めた」そして何事もなくこの1日を終えようとしている。今日1月18日に僕は27歳の誕生日を迎えた。
「27」や「サントラ」を聴いた時には27クラブの年齢に追いつくなんてまだまだ先の話だと思っていた。
思えば27歳になるまでのつまり26歳はいろんなことがあった。1番を上げるとしたら結婚したことだ。縁あって10年来の付き合いである人と昨年の12月末に入籍した。
結婚を両親に報告した時、父親が母と入籍したのも同じ26歳の時だったと聞いて驚いた。結婚適齢期でもあるからというだけでは済まされないような親子の縁を感じた。晩婚化している現在の日本でこの年齢で結婚することの方がもしかしたら稀なのかもしれないと思うとやはり血を感じざるを得ない。それを聞いて嬉しいと思った。
子供が生まれるかはわからないけどもし生まれたとして父が僕にしてくれたように厳しく時に優しく育てることが出来るだろうか。母のように子供と一緒の気持ちになって遊ぶことができるだろうか。わからない。でも出来るだけそうしてあげたい。こう思うこと。誰かを思いやる心が、そして本当の意味で両親に感謝できるということがもしかしたら大人になるということなのかもしれない。
正直自分が結婚するなんて数年前には夢にも思っていなかったし、今でもそんな責任を背負っていけるような立派な大人かといえば甚だ疑問ではある。それでもこの人とこの先も一緒にいたいと思える関係が築けたのは少し大人に近づいたからだろうか。
1つ歳を重ねるごとにこうして振り返ってみると面白いなと思った。26歳は大きなトピックがあったからかもしれないけど。
27歳。″ロックスターは死んだ″ が、まだ僕は生きてる。父は54歳、母は56歳、僕が心の底から尊敬するロックスターは36歳、まだ生きてる。見本になるオトナがまだまだ沢山いる。大切なものも増えた。
27クラブを超え、まだ僕は生きていく。
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