夏から秋のミールトレイン(仮)
ミールトレインのはなしは、西加奈子さんの『くもをさがす』を勧めてくれた友人から聞いたことが彼女の本を読むきっかけになりました。
ミールトレインとは、食事を作ることに困難を感じている人(子どもを持っている人や病気の人など)が、他の人から食事を作ってきてもらうシステムで、カナダやアメリカで発達している相互扶助のシステムだそうです。『くもをさがす』では、西さんがカナダでがんになったとき、友人のひとりがオーガナイズしたものに何人かの友人がジョインし、食事を作ってもらったくだりが出てきていました。
▼西加奈子さんの『くもをさがす』について
わたしは諸所事情から、現状、自分で食事を作ることにいささかの不自由があります。(数か月前よりはできることは多くなってきたけど)。
そんなわけで友人・知人から「何か困ってることある?」と聞かれると「ごはんを作りにきてもらえるとうれしい」と話して、実際に作りに来てもらったり、一緒に食べたりしました。
以下は、本家のミールトレインとは少し違う形ではありますが、わたしが食事をフィードしてもらった、この数か月の記録です。
作りに(作って)来てくれた友人たちにこの場を借りて、御礼申し上げます。
ミールトレインの仕組みはとても興味深く、引き続きリサーチを続けて行こうと思っています。食事することもそもですが、衣食住以外でも、自分ないし家族に何かが起こって誰かの助けなしに元の生活が立ち行かない時に、人と人がちょっとしたことで助け合える自助扶助のシステムを何かしらの形で開発できないかと、実際に困っている自分を実験台にしてできないかとも思っています。
夏の間に食べていたものとは、違う食材が出回り、温かいスープが美味しい季節になってきました。
ミールトレインだけではなく、ミールトレイン的な、今後の暮らしに必要な話もこの場を使って、今後できればなあと思ったりしています。
作りにきていいよ、という方がいたらどうぞお知らせください。
もちろん、リピートも大歓迎です!
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