ドラえもん「緑の巨人伝」が好き

こんにちは 呟きです おひさ

突然なんでドラえもん?となるのは勿論、今新しい映画がやっているのと同時に去年の映画がテレビでやってたから。理想郷。まだ冒頭しか見てないけど本当に絵が綺麗になったよね~自分が見てた時墨絵みたいな感じだったのに。あと音楽が良い。

そういえばドラえもんサークル、今も活発に活動してるのでみんな見て。
自分?自分はね、あの、サークル初めて参加した時、自分以外皆下級生だったので気まずくて消滅しました。

さて

当方ドラえもんすべての映画を見たわけではなく、ちまちま見てるにわかで勿論一番好きなのは新・鉄人兵団。未だにピッポとドラミちゃんの挿入歌は歌える。その次に好きなのが海底鬼岩城。ジャイアンとスネオのテキオートウ(だっけ)が切れていくシーンは怖かった。

2007~2011までは映画館で見ていた。2012で見に行くか悩んだ挙句シュガーラッシュを見に行ったのは覚えている。それから映画館では見なくなった。

そして爆裂低評価されている緑の巨人伝ももちろん当時見に行った。
まじでネットの評価を見るととんでもない低評価と不満感想ばかり。

わかるよ。わかる。言いたいことは全部わかる。その上でね、自分は緑の巨人伝が大好きだと、叫びたい。

そもそもドラえもんってあたりまえだけど大人対象じゃないじゃん。子供対象じゃん。クレヨンしんちゃんとか途中から大人にもターゲットを向けてきてたけど、ドラえもんは常に子供で、当時観賞した自分は正にターゲット層だったのよ。その層が見て何を思ったか、それが重要だと思うの。大人の冷静な批判より。

で、どうだったか。

トラウマになった

はい。
マジでトラウマになって一旦記憶から消された。熱出た時の夢だと一時期本気で思ってた。
キー坊が磔にされてたり、街が全て木に飲み込まれてバケツだけが残ってたり、もう何が何だか分からない。本当に怖かった。
それから中学生の時スマホをもって、インターネットが身近になったことで初めてあの映画があったことを自我が認識した。

環境どうこうとか、あの姫の白々しい演説とか、色々あったしツッコミどころはあったと思う。そもそも自分みたいなクソガキにとって環境問題も政治問題もくそほど興味ないし理解できない。
ただそんなクソガキにも強烈なトラウマ、「自然をぼこぼこにすれば、必ず何かが返ってくる」

という恐怖だけは確かに植え付けられた。他の作品からすれば長いし構成が微妙だしとか言い出したらきりないけど(あと無駄に暗いし)、そこに狂気が含まれたことによって一生忘れられない作品になった。逆に言うと、王道、正当な作品は当時全然印象に残らなかった。人魚大海戦とか特にそう。明確な敵!ヒロインピンチ!秘密道具で解決!ですごくきれいなんだけど思い出せない。苦しんでるしずかちゃんで猛烈に興奮したことだけ覚えてる。というか正直ヒロインが苦しんでいる姿を見たいがためにドラえもんを見てるってところもあるけどこれはまた別の話。

でもドラえもんでやる必要あったか?
言われてしまうと何も言えないが、むしろドラえもんじゃない作品だったら子供の自分は見てなかったからああいう挑戦はありがたいと、自分は思う。知ってるキャラクターだと油断してたらいきなりビンタ食らうみたいな、そんな衝撃が子供には必要だと思います。甘えてんじゃねえ。と。ドラえもんだと思ったら大間違いだ。お前ら胡坐かいてのうのうと観てんじゃねえ。と。

緑の巨人伝、これからも大好きですよ。


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