トーベ・ヤンソン 旅と小説
トーベ・ヤンソンが亡くなった翌年の2002年、Resa med Tove : en minnesbok om Tove(トーベとの旅:トーベとの思い出の本)というスウェーデン語の本がフィンランドで出版されました(ヤンソンの母語はスウェーデン語です)。この本は、ヤンソンにかかわりのあった23人が書いた比較的短い文章で構成されています。日本語にはまだ翻訳されていません。
本の表題である「トーベとの旅」は、ヤンソンのパートナーであるトゥーリッキ・ピエティラ(※1)が書いた文