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現役世代が高齢地区の自治会長になった話 【総会編」

全国的に自治会が解散したり消滅したり継続が難しくなってきている現状があるそうです、我が町内も同様に高齢者が役員ができないので自治会を抜けさせてくれなどの要望が出始めている。

そこで私はさほど重くもない腰を上げ
「私がやります」とついつい勇み足しちゃった物語。
今回は総会のお話。


総会について

会員の総意で自治会の方針を決定するとても大切な会議だそうです。
(google調べ)
ほとんどが4月に行われるのですが資料作りは前期の自治会長が準備。
総会の途中で今季会長の私にバトンタッチという演出がある。
事前に聞いていた進行通りできるか不安を抱えつつ臨みました。

準備

総会が始まる1時間前に集合命令が出されており時間通りに到着したのですがほぼすべての準備が終わっていました。遅刻したのかと思わせるレベルに。もっと早く来てやってた人がいたんですねっと。

総会開始

前期会長の司会によりスタート
資料を読みながら前期の活動や会計報告などを行う。
今年度の予定と予算についてはバトンタッチして私が資料を説明。

もちろんしゃべってる内容のほとんどはよくわかっていない

…がさも知ってるかのように読み上げる(得意技)

恐怖の質問タイム

迂闊だった…迂闊だったんだけどついつい言ってしまった定番のセリフ
「ここまでで何かご質問等あるかたはいらっしゃいますか?」と。

どうせね、どうせ、どうせですよ?こんなこと言っても何もなくシーンで
終わってくれると思ってたんですよ。ところがどっこいでした

挙手があり質問が始まる
内容を聞けば
まぁ今年から急に会長やり始めて右も左もわからん人間が
知るわけもないことを質問されたわけですよ。

変にごまかしてもボロが出るので正直に
「私ではわかりかねますので前期会長に回答して頂きます」とマイクを譲る

その場は何とかやりすごせたけど
課題が明るみに出た瞬間でもあった。

住民からすれば役員になっている人間だから詳しいに違いない
という認識があるんだろう。
詳しいわけねぇだろ!と思いつつもとりあえずは今年は色々「把握に専念する」年だなと強く感じた総会でした。(数年やって運営を簡略化していきたいという野望があるので)

こぼれ話

住民が集まると色々な話を聞けて面白い…がやはり地域と言うのは恐ろしい
地域資源の建築や修繕一つにとっても「反対意見」が出るとSTOPがかかる。
たかだかトイレを一個直すのに年単位かかっていたりゴミステーションの整備に数年を要したりと地域の運営の難しさを感じました。


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