日本の労働賃金が上がらない問題ってさ

結局は、中抜き大国になってしまってるのが背景にあると思うんだよね。

昨日の動画編集の案件の話なんだけど、とある企業が、セミナー動画を作りたいけれど、社内に技術者が居ないから古くから付き合いのあるデザイン会社に依頼したが、5分前後の動画を5本で100万円の見積りだったから何とかならないかと。

それで送られてきたサンプル動画見たら、動画は雑音まみれで、テロップは10年前のYouTubeくらいの品質で、これで納期2ヶ月で100万円の見積りを平気で投げてくる会社があるという現実に直面して驚いた。

もちろん背景には、企業秘密の保持制約とか、セキュリティの問題とかもあるのかもしれないけれど、あんまりじゃないかと思って、うちでやった場合の見積書を提示して戦うことになった。

大企業は大企業と取引したいっていう見栄やプライドもあるだろうし、仕方ないのはわかるんだけど、赤字で会社潰れるかもしれない状況にまで追い詰められたら、それでも続けるんかな?もっと管理可能な経費はないか探したりしないんかな?と思う。

結局そこでオーバーフローした経費の皺寄せって現場に行くんじゃねえの?って思う。

現場は1円でも売上を獲って、1円でも経費を削減して日々最小単位にまでこだわって汗水流してるのに、上でポンポン100万円とか無駄遣いされたら現場の努力が一撃でパーなわけで。

営業も間接も本部もみんな同じ会社なんだから、チームなんだからお互いに納得いく形で同じベクトルに向かって利益を追求する理想像が望ましいと俺は思う。


この記事ずっと下書きにあったから吐き出しときます

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