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考えていたとしても伝えなければ無と同じ 2023/7/11

今日は貴重な晴れ間なので、朝起きてすぐに洗濯機を回す。自宅を出る時間を考えて時短モードに任せた。今日は朝からテキパキしてるし逆算もできてて幸先が良いぞ。


クライアントのオフィスで一日仕事の日。
苦手ジャンルのプロジェクトの進行が滞ってしまい、謝罪からミーティングを始めた。長年お世話になっている方々なので、わたしのそんな失敗は織り込み済みだ、という顔をされて、恥ずかしいが、ありがたいし、申し訳ない。

そのまま一緒にお昼ごはんや午後の仕事の時間をオフィスで過ごした。


日頃自宅で仕事をしていると「ひやっ」とする瞬間が生まれないなと思う。先輩から不意に投げ込まれる鋭い質問、同僚が誰かに向けて発した指摘に感じる自分との共通点。リモートワークを始めて4年、フリーランスになって2年弱、どうもアンテナが鈍っているな。久しぶりのオフィス出勤の感想である。


夕方からはMさんと一緒に外出する。Mさんはクライアントだが、元上司であり信頼のおける友人でもあって、日頃お世話になりまくっている。とっても優秀な方で某大学で授業枠を持っていて、今日はその講義最終日でビジネスプラン発表会をするそう。最終プレゼンとなる資金調達目的のピッチ審査員として招いていただいたのだ。キャリア系以外のお仕事で大学の授業に参加するのは初めてでちょっと緊張したものの、楽しくあっという間に過ぎた。(思ったより難しいことを要求されずなんとかなった)

しかし改めて思う。やはりピッチはプレゼンテーションスキルにどうしても左右されてしまって、プランそのものの優劣を判断しにくい。そういうものと言えばそうなんだけど。それは別に大学の授業に限ったことではなく、実際のピッチイベントも然りだし。どのプランも伝えかたや切り口を変えるだけでかなり違うものになるなと、強く可能性を感じた。


終了後、Mさんと打ち上げごはんに。
甲子園口のあたりをウロウロし、気になるビルを冷やかすもなかなか良い飲み場見つからず、結局焼き鳥のまさやへ入店した。ひと通り食べ飲み河岸を変える。Mさんは下戸で一切お酒を飲まないのだが、酒飲みに寛容でいつまでも同テンションを保って何軒でも何時までも付き合ってくれる。むしろたくさん飲み食べ酔うのを喜んでくれる、不思議な方だ。

大体わたしが何かを相談しているのだが、それに現実的でクールな思考回路、かつ人情にあふれた回答をくれる。Mさんからはいつも、器用に生き抜くポイントを教わっている。

結局3時ほどまで飲み、自宅に戻ってから色々を支度したら5時。寝る。


今日のいま気付いた

色々な話をする中で国籍について色々を話す場面があり、気付いたことがあった。

わたしは大阪市の鶴橋という大阪屈指のコリアタウンに住んでいる。特に韓国風味を求めてここに居ついたというよりは流れの結果なのだけど。

鶴橋に住んでいることを伝えたときの人の反応は、8割が「え!?なんでまた鶴橋に!?」というリアクションで、残り2割は「え最高なんだが」という返答である。(2割は大体が呑兵衛)

8割の「なんで」にはわたしの国籍に対する疑問を持った人もいたのかなと思い至った。「はしおさんは韓国にルーツがあるのですか?」と。
住む場所というのはアイデンティティとの結びつきが強いものな。わたし個人は土地と自分のつながりをあまり感じない。田舎のような思い入れの強いふるさともない。大阪でも東京でもどっちでもいいのかもしれない。



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