有言実行が嘘みたいにできない

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戒めについて

人間できることなら何かに縛られず、何かに追われず、悠々自適に生きていたいものだろう。 だが、どういう訳かそれが許されるのは外界と縁を切った人間のみで、我々は何かに属さなければならず、また、その中で何かを営んで生きている以上、身体的な性と文化的な性、所属する宗教、年齢、社会階級、あらゆる面で世間体を気にしなければいけない。それが人間の尊厳である。ひとたびそれに際してしまえば、人はどこまで行ってもありのままでは生きられないのだ。 題にある「戒め」という言葉。ここでは「自

    • 「目が死んでる」は直(治)せるのか

      誰しも1度は言われたことがあるだろう「目が死んでる」という言葉。他人から言われるこの言葉は、助言、心配、からかい、時には注意など様々なケースで用いられてきたはずだ。 当然ながら自分も言われたことがある言葉だが、特に忘れられないのは小学校6年の時、卒業式か何かの発表練習。当時の自分はとにかく怒られないように精一杯 腹から声を出して作文を読んでいたと思う。 小5から2年間 担任だった自分の教師は、まるで生徒を用いて帝国か何かを築かんとしてるのかというほど冷酷で独裁的で何

      • 俺はおっぱいを見ていない

        自分は昔から人と目を合わせて話すのが苦手だ。 特に中学時代に不登校を経験したあたりから人間不信になってしまい、人と会話している時に相手の目を見れなくなってしまった。 目を合わせると相手に心が読まれてそうで、また、めっきり自信喪失してるために(また妙なこと考えてるんじゃないのこいつ…)とか思われてそうなのがたまらなくしんどかった。本当は常にサングラスかけてたいくらい。 もっとも、それから深い傷を癒すように高校生活をまったり過ごすなどして長い月日が経った現在は、なんとかある

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