見出し画像

初投稿と自己紹介

まず最初にこの記事を閲覧していただきありがとうございます。

そしてはじめまして! ビルカといいます!


簡単な自己紹介

現在ぼくは高校生でありアイルランドに留学しています。アイルランドと聞いてどこぞやと疑問をいだく方へ簡単に説明しますとイギリスより西にあり、ちょうど左に存在する小さな島国です。ヨーロッパの果ての島という名称もあり、日本から9000キロ以上も離れた場所にある国です。

アイルランドは自然が特に豊な国であり世界でも有数の牧場大国として有名な国です。ほかにも映画スターウォーズの撮影された地であったりウィスキー発祥の地としても有名ですね。

ほかにもアイルランドについて紹介したい話は沢山ありますが今日はぼく自身の紹介がメインの内容なのでまた次の機会にさせていただきます笑

ぼくは中学二年生の時に日本の学校を離れアイルランドへ留学しました。両親と兄弟は日本に残り、一人で今いる国へ旅立ちました。そして今は高校二年生なのであれから四年以上経過します。

さて、ここまで読んであなたはこう思ったのではないでしょうか?

「中学生の時点で留学するなんて凄い!」

「そんなに早く親元を離れる決断をするなんて・・・」

「一人だけで寂しく孤独感は感じないのだろうか?」

自意識過剰ですみません笑

しかし留学している事実や期間などを誰かに打ち明けた際、大抵の人はぼくを過大評価し凄いと称賛します。無論ぼくにとってその評価はもったいないものであり、実をいうとぼく自身は頭が良いわけではありません。寧ろ悪いくらいです。

そして今この記事を書いている理由は自身の頭の悪さとその将来に漠然とした不安を感じたことにあります。

繰り返すようですがぼく自身頭はよくありません。それは謙遜しているわけでもなく、アイルランドの教育に慣れていないわけでもありません。ただ単純に学校で教わる内容とそれが将来自分にどのような影響をもたらすのか、それが自分の中で解明できずいつも途方に暮れています。

自分の将来

留学するべきと太鼓判を押してくれたのはぼくの両親であり、その時の話を今でも覚えています。

「これから日本はお前ら若いのが生きていくには厳しい時代になる。大人になっても不自由を感じたくないならこんな小さな島国からは出ていくんだ」

この話を聞いたぼくは当時中学生であり、なにを言われているのかさっぱりで理解に苦しみました。けれど今ではなんとなくその意味が少しずつ分かり始めています。

ぼくの両親はストイックなので決断してからの行動はかなり早いです。そのため留学することを強要されたときに猛反発したことを覚えております。ぼくの意思など尊重する素振りもなく、急遽告げられた転校と留学、日本から九時間以上も離れた西の国へ移動することを告げられました。

さて、ここまで読んで分かったと思いますがぼくの留学は自分の意思とは関係なく、親によって決められたものでした。親の決定は幼い中学生にとっても絶対であり、反発という反発も駄々をこねたことにしかなりません。

転校の日付が近づくにつれ親との喧嘩の回数は増していき、今の友達と離れたくない!この学校で中学を卒業したい!と何度も説得を試みましたが結局無理でした笑

そんな喧嘩と説得がお互いに繰り返される日々の中で先程の言葉が常に付きまといました。

「これから日本はお前ら若いのが生きていくには厳しい時代になる。大人になっても不自由を感じたくないならこんな小さな島国からは出ていくんだ」

この言葉の意味がぼく自身の将来を気遣っての発言であったことを知るのは転校してからかなり後になります。

これからの世の中

少し話が逸れます。

いま世界はコロナウイルスの影響によって情勢が混濁しており、様々国で医療崩壊がおきています。それは日本も無関係ではなく、最近ではコロナの変異種が急増していますね。その最中で開催された東京オリンピックにより感染率は跳ね上がりました。予算の問題もあったため中止にする決断には至れず、開催を敢行したためです。

その結果が今の日本の現状なのです。

多額の借金を背負い、医療は停滞し、それでも変異種は休むことなく猛威を振るい続ける。日本のコロナの蔓延が何年後に終息するのかは不明ですが、もし過ぎ去ったとしても簡単には安堵などできないと思います。特にぼくの様な高校生や学生ならばなおさらです。

特に一番心配なのは国が抱えた多額の借金についてです。

昔から国の抱えた負債は増える一方です。そしてそれらは全てその際に社会を牛耳していた人物に責任があると考えています。なのにその返済をしなければならないのはいつだって牛耳していた人達より下の若い世代なのです。

これって理不尽じゃないですか?

今の社会を取り決めている大人はいずれ老人となり国からの年金によって豊な余生を過ごす最中、ぼくみたいな学生が大人になるころには税金の増額だけでなく前の大人の借金を肩代わりしなければならないのです。

自分勝手でな考えであり横柄な態度であると思われるかもしれませんが、誰だって自分以外の他人が下した決断の肩代わりを押し付けられるのは嫌だと思います。

更に最近は若い人が積極的に子供をつくろうとしません。少子高齢化というやつです。これによる問題は大きく分けて二つあります。

・若い人が子供をつくらないから将来の納税者が生まれない

・老人に対する社会保障が増える

この二つです。ここまで読んで頂いて「こいつは老人になんの恨みがあるんだ?」と思われたかもしれませんがそんなことはないです笑

あくまで自分が将来大人になった時、世の中が自分にとってどのように変化しているか、それを最低限見定めておく必要があると思いました。

納税者が生まれなければ老人への社会保障は増え、それにより働いている若い世代の人はさらに搾取されるという負のスパイラルに陥ります。さらに日本では年々高齢者の数が増えており、若者が生きていくには厳しい時代になりつつあるのです。

序盤でも説明したとおりぼくは決して頭がいいわけではありません。しかし、自分の将来については真剣に向き合うべきであると考えています。そう考えているうちに四年前、ぼくを海外へ留学させた親の意図が最近になって少しずつ理解できるようになりました。

きっとぼくの親は日本の経済事情がこれからどんどん悪くなるとある程度予想していたんだと思います。そして先手を打ち、留学することで将来ぼくが日本以外の国でも職に就き社会に強く縛られず圧迫されず、安定した生活が可能なよう協力してくれたんです。

これからの時代

いまぼくは自身の将来のために必死で勉強しています。アイルランドに訪れてからは世界が180度変わったため右も左のわからない状態からのスタートでした。それでも頭が悪いなりにあがいてようやく最近本場の小学生レベルまで到達しました。当然通っているのは高校なので完璧とは程遠いです。しかし着実に前へと進んでいることは実感しています。

最後にこの記事を書いた目的ですが、ぼくは別にこの記事を読んでいる方へ留学は経験すべきであると説得をしているわけでも誘いをしているわけでもありません。

ただ、いま自分のおかれた現状と将来を照らし合わせた時、自分は幸せかを考えて欲しいなと思っています笑

特にぼくみたいに自分は頭が悪いと理解しておりそれで将来に悩んでいる人ならばなおさらです。頭が悪いのでぼく自身も伝えたいこと全てを文章にしきれず、今も的外れなことを書き続けこれを読んでいるあなたが「こいつは何を言っているんだ??」と頭を悩ませている姿を考えると落ち込みます笑

と、ここまでは日本の将来を中心として考えていましたが変化は世界中で常に起きています。世の中は人の意思でまわっており、現在のように一つの病原体によって全てが変わることもあります。

そんな状況の中でこれから自分自身はどう生きるか、、、

このように先のことを見据え長期的な視野を持つことが何よりも大切になります。

自己紹介というタイトルであるにもかかわらず本筋から逸れた話ばかりですみません。ただ、この記事を通してぼく自身がどんな人物か少しでも理解していただけたら良いなと思っています笑

少し長くなってしまい申し訳ございません!

これからも記事の投稿は継続するつもりです。内容として主に自分と同じ悩みを持つ方の助力になるような内容を発信する予定です。

いつになるかは分かりませんがお楽しみください。これからもよろしくお願いします!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?