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蒐集家の烏と案内人

彼。烏は美しいもの、愛しいものに
とても敏感である。
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彼は
世界の隙間や暗がりなんかに
ひっそりと眠るそれらを
見つけるのがとても得意だった。
そしてそれを「ときめき」としてランタンにしまい込み
巣へと持ち帰るのであった。

‪衝動的に集めては仕舞って忘れてしまう烏。
そこで彼は聞くのであった。

それらの全ての居場所を知っている案内人・スーに……。

これはそんな烏とスーの物語である。

この物語は私が当時使っていたアイコンから浮かんだお話です。創作ってすごいよね。どこが着火点になるか本当にわからない。

きっかけは絵描き仲間の一言


そのアイコンは元々「真っ黒でない。いろんな色をうちに秘めた鳥が描きたいなー」といういわばまあ、落書きからできたものなのだけれども。それまで使っていた猫のアイコンからそのカラスに変えた時に即座に反応をくれた人がいまして。その子が言った「物語がありそう!」と言う言葉がもう、めっちゃめちゃに嬉しくて心に留まっていたのですよ。

その当時のアイコン。今見ると烏と言うよりかは鶏のフォルム。尾長の鳥にしたかった。ランタンの設定はこの時点からあった。

…今見るとカラスって言うよりかは鶏のフォルムだわね。クチバシのとんがり具合が気に入ってたなあ。尾長の鳥が気に入ったのを覚えている…。
で、いろんなことを端折りますが、妄想想像が膨らんで膨らんで2021年10月現在の今、私は彼を主人公にインクトーバーのお題を描いています。(後2日で完走よ!)

この物語の話をしたら「続きを見たい」「設定資料はよ」「ねえショートストーリー作っちゃったんだけど…」と友人達から声が上がりまして。まとめよーね!と腰を上げました。ありがとう友人!

と言うわけで、今後おちゃめで自由な烏と主に対して不遜な態度ながらも付き従う案内人・スーちゃんの設定資料を載せていきます。愛されろ我が分身!!

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