見出し画像

Favero ASSIOMA Pro MXを自腹検証(中編)実走!

本来なら後編となるはずが、中編となってしまった虚をお許しくださいませ。今回は実走1本目

前編はこちら

Pro MXをCXバイクにとりつけ。CXにはQuarq ELSA RSが取り付けられていた。例によってPro MXが納得してから、数回のスプリントをこなしたところでダートを含む練習コースに繰り出した。

はじめに


実走でのパワメ比較は難しい。 温度も変化する上に都市部住まいの自分は信号も多く、スパイク的な要素もおおい。ましてダートを含むとログはぐちゃぐちゃ。そのため1ライドのTSSがあっているか、ケイデンスに大きなエラーがないか程度しかみない。今回ももうPro MXは確信をもっているしELSA RSも同じだけの試験(QC?)をパスしてきたのでもうこれは勝ったも同然と思っていました。走り出すまでは。

プロトコル


20分ほどライドして、スタート地点に向かう。気温になじませるためとかサイコンの設定とかに間違いがないかを確認しつつ進む。

測定区間の紹介


6,7分の舗装路の緩やかな登りを30-30のVO2Maxインターバルで進む。その後はダートと舗装路区間だが下りも多くあるためパワー測定は非連続的。インターバル区間と全体TSS、ケイデンスに大きなエラーがないかを見て結果とする。

全体TSS


ん、、、Pro MX 40.3 : ELSA RS  42.6.
値で見ればわずか2.3の違いなのだが、これって5%ぐらいのエラーがあるよ・・・ね?

全体TSSやりなおし!


ペダルの取り付けが不安定だったか、温度補正がかかったか?気を取り直して、サイコンリセット、ゼロを取り直して再度。 20.6 vs 22.6 あうち。10%じゃねーか。

ケイデンス


オフロード区間を走ると、ケイデンスが255になったりもっというと400とかになるパワメが過去にあったが、特にケイデンスに大きなエラーや剥離はなかった。

オフロード区間のケイデンスの抜粋

ELSA RS疑惑


帰宅して改めてインドアのログを見直してもPro MXに問題はなさそう。となるとELSA RS? そう思って過去ログを見直したが・・・Quarqを信頼しすぎていて超適当な試験しかしてなかった。後半10分で3%も差が出てるじゃねーか。

以前のELSA RSとKickr V5の記録。22分しか乗ってないということは忙しかったはずだし、後半傾向が変わってるということは室温放置や暖気をしてない可能性がある。

インドア追試(for ELSA RS)


こうなったらもう帰宅してインドア追試である。インターバルやりすぎてヘトヘトなので、200Wと300Wを数分のみ、ただし、室温放置や暖気ライドはしっかりこなした。

2-2.5%ぐらい高いね。

KICKR基準としてやはりELSA RSが2-2.5%ほど高い。 そして朝のライドlogの詳細を見るとなんと5%もELSA RSが高い。インドアとアウトドアで異なる結果が出る理由は不明だが、可能性として気温変化があるものの、前述のように、実走logは2セット、セット間は十分な時間を空けていてZeroも取り直している。

無念の実走試験失敗


ここにきて手持ちのパワメのうち一番古い中古のELSA RSを選んでしまったことが悔やまれる。ロードバイクではないので、ライド中ほとんどメーターも見ることはなく、2-5%上振れしてたとしてもまったく気づかなかった。(いや気づくと思うんだけどなぁ。以前P2Mで1.5%のズレに体感で気づいたことあるし。自信なくした。)

色々悩んだのだが、とりあえず5%も補正する気にはなれず、インドアテストの結果を踏まえてELSAのスロープを-2.5%補正した。ほかのパワメもあるにはあるんだが、まずはこれでしばらく様子をみるってことで。
ProMXは、多分大丈夫wとしか言えないww

つづきの最終回はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?