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ヤフオクST250初期化計画 ②

 さて、ヤフオクST250も、公道デビューに向けて再始動です。しかし、ここにきて、資金繰りの悪化が予想される事態となってきました。一先ず、引き取ってしまった4輪車を売りながら、STの作業続行となるでしょう。そうでもしないと、お小遣いが底をついてしまいます。そしてもう一つ、もしかすると保管場所の確保のため、マジソン3も手放さなければならないかもしれません。

 こんなはずではなかったのですが、ST250が色々な問題?を連れてきたような気がします。

 見た目も大切ですが、駆動系と走行系にも手を入れます。ST250のぼろ錆になったチェーンも交換対象です。勿論ドライブスプロケットと、ドリブンスプロケットも交換します。
 ドライブスプロケット(エンジン側の小さい方のスプロケット)の確認のためカバーを外したら、カバーの裏に飛び散ったチェーンオイルと共に、ボロボロになったシールチェーンのシールOリングが、ごっそり張り付いてい

ました。
 
 最近のユーザーは、チェーンオイルを給脂することを知らない人が多いようです。チェーンには、発進時や加速時に相当なトルクが掛かるので、メンテナンス状態が悪いチェーンだと切れる可能性があります。切れたチェーンが暴れると、ドライブスプロケットチェーンケースが割れて、足首、特に運が悪いと、アキレス腱をやられるので要注意です。
 また、チェーンが切れると、急激に推進力を失うので、後続車による追突の恐れがあります。チェーンメンテナンスは確実に行いたいものです。

 あっちこっちに話が飛びますが、ムーヴカスタムが売れそうな気配です。一時は「キロいくら」で引き取られていくだろうなと思っていましたが、急転直下、「もったいないから乗りたい」という方が現れました。もしこのまま話が進むようならば、ムーヴも延命できますし、私も引き取った分が回収できるので、お互いウィンウィンになれるのです。

 さてチェーン調整も終わって、殆ど完成に近くなってきました。あとは、登録と任意保険の加入、ETCの取り付けとなります。2輪のETCの価格は不当に高いとは思いますが、4輪に比べて、取り付けられる絶対数が少ないので致し方ないとあきらめています。4輪よりも2輪の方が絶対必要なアイテムだと考えます。一度2輪のETCを経験してしまうと、料金所でいちいちグラブを外して、財布を出してなんてやってられません。
 
 ETCの話題が出たところで、ETC2030年問題がぼちぼち囁かれだしました。私が聞いた話ですと、セキュリティバンドの周波数帯が変わるとかで、0か1から始まる機体の管理番号だと2030年以降使えなくなるそうです。良く勘違いされている例として、ETC2.0なら大丈夫という話を聞きますが、ETC2.0であっても、機体番号が2から始まっていなければ使えません。ご自分のETCのメーカーサイトで確認しておくことをおすすめいたします。
それにしても、2輪のETCが現行のものが使えなくなるのはイタイです。何と言っても、価格が4輪と比べると5倍くらい違いますから。

 ツーリングユースに於いて、ST250の最大の欠点は、収納スペースがまるで無いことです。書類入れさえありません。ボルティは、タンデムシートの下に書類入れのスペースを確保していたのに、明らかなコストダウンです。社外品のリアキャリアも見つけたのですが、どうも見た目がカッコ良くない。ST250は、トップケースが似合わないと思うのです。積載性をカッコ良く向上したいと考えています。次回は、この辺の克服をしていきたいと思います。


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