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独自の埼玉カルチャーを発信する熊谷、微住受け入れ準備はじまる/熊谷微住


はじめまして!東京に隣接する埼玉で、飲食店やゲストハウスなど8店舗を営んでいるPUBLIC DINERの加賀崎です!

埼玉って、どんなところ?熊谷って、どんなところ?

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トラベル誌『d design travel埼玉』の中で、「埼玉県と東京都は、武蔵国から生まれた双子の兄弟ようだ。そして、どちらかと言えば、埼玉がお兄ちゃんで、東京が弟…」と紹介されている。また、熊谷は、県の面積に対する川の割合が日本一の中でも、熊谷は二大河川、「荒川」と「利根川」が最も近接し、土壌が肥沃の為、その土地で取れた食べ物がおいしい。そして、お兄ちゃんとして、弟の胃袋を支えている豊かな土地なのだ。何より、料理の基本、水が美味しい。中心市街地でも2mほど掘ればすぐに水が上がってくるぐらいの多数の水脈がある。生活や旅の楽しみである「食」が、実は東京よりも豊かなのが、埼玉であり、熊谷だ。

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▲PUBLIC DINER 加賀崎 勝弘氏

D&DEPARTMENT_店舗写真

▲日本一小さな D&DEPARTMENT SAITAMAはここ熊谷にあります。

熊谷で微住

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微住の拠点となる場所は、『THE PUBLIC』。熊谷らしいゲストハウスとして、荒川沿いの土手沿いにある『THE PUBLIC』は、埼玉や熊谷の地域愛を育むための拠点でもあり、この場所から、埼玉県内のキーマンとの交流がおこっている。もちろん、本州一の生産高を誇る小麦を使った手打ちうどん体験や味噌づくり、梅しごとなど、様々な「農からはじまる暮らし」の体験ができる。熊谷での微住は、人や食のネットーワークの中で、濃密な暮らしの体験を得る事できる。

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キーマン展示

▲『THE PUBLIC』でも開催された『埼玉県全63市町村のキーマン展』

なぜ、微住?

私が、微住に惹かれたところは、なんといっても、主催者である田中佑典さんのキャラクターだ。コンセプトを考えた人が変態(面白いという意味で)であれば、おのずと、その企みは、他の追随を許さないものになる。これまで、日本は様々なインバウンド対策を取ってきたが、微住は単なる海外旅行者が観光としてその土地を体験するものではない。その土地にしかない、その土地らしい“余白”に、客人ではなく、一人の生活者として入り込む旅となる。埼玉・熊谷で、人と食のネットーワークを思う存分、堪能して頂きたい。

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フェス2018

▲加賀崎氏が統括プロデューサーを務める『熊谷圏オーガニックフェス』

おもてなしをしないという“おもてなし”

知らない人が、知らない場所の隙間に、なぜか、昔からいたかのように存在する。微住は、旅でもなければ、生活ど真ん中でもない、よくわからない世界。従来の観光のようなおもてなしの代わりに、“おもてなしをしない”という「おもてなし」が待っている。要するに、従来のおもてなし以上のことを考えないと、微住は成立しない。熊谷の生活資源をお互いの知恵や力で活かし、共に思い悩み、創意工夫する姿やその機会の提供こそが微住でやるべきおもてなしなのだと思う。

では、会える日まで!





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