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初心者の気持ちを覚えていたい

こんにちは、こんばんは。

新しいアルバイト、初出勤に行ってきました。

どんな業界も、新しく入った人が手間取っているときに、何も説明せずにササっと片付けてしまうことありますよね。新人はその行動の意味が分からないまま、時間だけが過ぎていく。あまりいい光景ではありませんが、意外ありがちな光景です。わかります、これに悪意はないのです。

物事を分かっていない人に一から十まで教えるということは総じて面倒で、厄介で、時間がかかります。でもここが、新人にとって一番大切なはず。なのにどの世界でも、軽く見られているように感じます。


今日行ったバイト先は、先輩にあたるバイトさんの説明がとても上手でした。たくさんのことを事細かに、実体験から学んだリアルな言葉で教えてもらい、とても有難かったです。新人だった記憶が新しい人は、分からない人の経験に立って説明ができるのだと思いました

そして、こちらが困っていそうなところでささっと駆けつけてくれるという。彼が駆けつけてくださったときわたしはまだ困っておらず、大丈夫だったのですが、その心遣いがとてもありがたかったのです。放置じゃない。

もちろん新人が積極的に上の立場の人にやることを聞いて、どんどん進めていくことはある種の正しい姿ではあると思います。でも新人の積極性だけに任せないことが、素敵だとわたしは思いました。躓きそうなところであぶないぞと声をかける人の存在がいてこそ、初めての人は安心して歩きだせるわけです。

初めての人のことを考えられる人は、きっといろいろな人の役に立てる人だと思います。わたしも一生、初めての気持ちは忘れないようにしたい。ありがたかったことはひとつ残らず覚えておきたいです。

わたしは今日、この先輩みたいになりたいと強く思いました。こんな風に働きたい。こんな風に仕事をしたい。こう思える人がひとりでもいれば、職場ガチャはSR確定です。SSRまではいかなくともね。

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さて、はじまったばかりのわたしのバイト。面接のときに話した内容と違うことがいくつかあり、この先続けられるかどうか初日から不安になってきました。週4日希望と話したはずが週5日で話が進んでいたり、面接で話したはずの演奏の仕事のこと話したら嫌な顔されたり。でも「違いますよ、そんなこと言ってませんよ」が、言えませんでした。わたしはこの期に及んでポンコツだった……。

こういうことがあるとメンタルよわよわなわたしはしょぼくれてうごけなくなります。暖かいカーペットの上で、しわくちゃになりながらキーボード叩いています。せっかく採用されたバイト、続けられないかもしれません。職場ガチャ失敗かもしれません。

おかしいといえないから丸め込まれるという経験を、あと何度繰り返すのでしょう。おやすみなさい。