弘前ねぷた とは

案の定、自己紹介にこの事を書いていなかったのでお話しします。

1.【弘前ねぷた】とは

青森県弘前市で8月1日~7日まで行われるお祭りです。
旧暦の七夕に合わせ、大小約80台の扇状の山車が弘前市内のメインストリートを練り歩きます。
起源については諸説有り1番有力なのは、『農民行事として稲の生育を祈り、邪気を払い豊作を願ったものが眠り流しが転化した。』(陸奥史談会史料を引用)と言われています。

2.【ねぷた・ねぶたの違い】

青森県内取り分け、津軽地方(青森市を境に日本海側)で


1番人出が多いのは青森ねぶた祭りです。
あれと弘前ねぷたまつりは違いを出したらキリが無いですが、ポイント絞って解説します。

一つ「山車が違う」

これが青森ねぶたの山車です。
横に広く絵が立体的なのが特徴です。この出ているのが鏡絵と言い、大半の絵が人外と戦う様子が描かれています。
裏は見送り絵と言い、幸を願う様子・美人や子どもが描かれています。

一方、弘前ねぷた

先ほども言った様に、扇状の山車です。青森と違うのは鏡絵に合戦中の絵が多い事。これが1番良い例ですが、首が飛ぶ・スプラッターは多いです。

そして見送り絵

人外~美人画まで何でも有りです。
昔から描かれて続けている物もありますが、新しさを取り入れ易いのも特徴ひとつです。
筆者はここに惹かれ、リアル見送り絵になろうと精進しています。

3.【お囃子と掛け声】

青森の場合、早くノリの良い囃子に「ラッセラー・ラッセラー・ラッセ・ラッセ・ラッセラー」
と掛け声が加わります。
この他に自分たちの小屋へ帰る「戻り囃子」
8月7日最終の昼運行のみに流す「なぬかび囃子」があります。

弘前ねぷた
行進の囃子
青森とは打って変わり、落ち着き有りどこか哀愁の有る音色。ここに「ヤーヤードー」という掛け声が加わります。
休み囃子
掛け声は無く、ここで昔は蝋燭や手振り鐘にお酒を頂きます
※現在、運行者は運行前・最中の飲酒は禁止となってます!
戻り囃子
自分たちの小屋へ向かう時に演奏。「ねぷたのもんどりこ」と「ヤーレ・ヤーレ・ヤーレ・ヤ」と掛け声と共に帰ります。
祭りの日程が終盤になるにつれボルテージが上がり囃子も次第に早くなります。
(BPMにすると幾らになるのか気になる…)

以上が青森ねぶたと弘前ねぷたの違いでした。

ここまで閲覧頂き、ありがとうございましたm(__)m

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