見出し画像

出産後、1歳2ヶ月で仕事に復帰して、小学校にあがる前までフライトした。
最初の1年間は、深夜勤を免除して日帰りのみ。
そのあとは、通常どおり泊まりの仕事もした。

私も夫も実家は遠く、義母は他界していたので、頼れる人は近くにいなかった。
私のいない間は、保育園とシッターさん、夫でなんとかやりくりした。

まさに綱渡りの日々。

最長のパターンで、7泊11日ニューヨーク経由サンパウロ便。(今はもうありません)
月の3分の1いないので、成長期の子供なら、成長の過程を見れないでしょうね。

年中から年長にかけての2年間、担当路線がサンパウロになった。
2年間で7回サンパウロに行った。
この回数、さすがに問題になって、次の年からサンパウロ便は担当路線から外され、皆が均等に行くようになった。

その間、娘はどうしていたかというと、
実家から母を呼び寄せる、もしくは、
娘を実家の山口へ飛行機で連れて行って、
そのまま私だけトンボ帰りした。

さすがに、保育園とシッターさんで、11日間はきつい!

そんなこんなで、娘は実家の両親や叔父叔母、姉、従姉妹に育てられ、今でもとても可愛がってもらっている。

移動手段が飛行機なので、娘はおそらく6歳までに100回近く飛行機には乗ってたんじゃないかしら。

なので、子供なのに飛行機でもらえるおもちゃには興味ない。
でも、そこはCAの子供。
すすめてくださるものを「もってるからいらない!」とは言えない。
乗る前に、飛行機の中でのお作法を十分に叩き込んでいるので笑
「ありがとうございます」と言ってもらって、従姉妹たちにお土産で渡していた。

機内で配られるジュース。
その頃ジュースはあまり好きじゃなかった。
でも、子供はジュースって頃だったので、CAさんがストロー付けてジュースをくださる。
申し訳なさそうに、「いいです。」と断っていた😅

CAの子供あるあるかもしれないけど、
飛行機の中では、常に気を遣わせてた。
「空席に乗せていただいてるんだよ。
お客様が優先だから、大人しくね!」
って教育してたな笑

これは、職業病かもね。
今はさすがに14年も経ったので、のんびり飛行機で爆睡させてらもらってるけど、忙しいタイミングがわかるから、気を遣っちゃう。

皆さんからよく聞かれる
「娘さんは、CAになりたいって言わない?」

昔からCAには全く興味なさそう。

でも空港は大好き💕
旅行では、何時間も早くに空港に着いて、空港を満喫したいらしい。

タイミングがなくて、仕事をしている姿を見せたことがない。
一度くらい、飛行機の中で働いてる姿を見せておけばよかったと、今は思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?