毛穴の開きにつながる間違ったお手入れ

さあ、答え合わせしてみましょう。

☑顔に洗顔料を乗せて、なでている時間は1分以上ですか?

泡を肌に乗せてからじっくり丁寧に洗っていると、つい力を入れて直接皮膚を触り、ゴシゴシ洗ったり、肌をなでている時間が1分以上になってしまうことがあります。

すると、お肌の乾燥が進みやすくなり、その結果毛穴が開く要因になります。

☑洗顔時にすすぎを10回以上していますか?

すすぎ残ししてはいけないと、何度も何度もすすいでいると、すすぎの水と一緒に肌の大切な潤い成分が流れ出ていってしまいます。

☑すすぎの時、温かいお湯(32℃以上)ですすいでいませんか?

脂をしっかり取って、泡をきちんと落とすためには熱めのお湯がいいと思っていませんか?

熱いお湯で洗うと、肌の水分が蒸散しやすくなってしまいます。そのため、毛穴が広がり始めます。

☑毛穴の開いた部分を丁寧にこすって洗っていませんか?

毛穴が開いているところは、どうしても気になるので、汚れが詰まって毛穴が広がるのかも知れないと、丁寧にこすって洗ったりします。

さらに、しっかり洗うと、洗いあがりは毛穴が引き締まった感じになることがあります。

が、実は逆効果です。丁寧に洗うことで一度に取られた皮脂を補おうとして、過剰皮脂分泌になり、さらに毛穴を押し広げてしまいます。

☑クレンジングはオイルタイプや油性ジェルタイプのクレンジングを使っていませんか?

オイルタイプや油性ジェルタイプのクレンジングは、肌にとって必要な皮脂まで落としてしまうため、毛穴が広がりやすくなります。

☑化粧水を何度も丁寧に重ねてつけていますか?

開いた毛穴に必要なのが化粧水。また、化粧水はつけ方がとても重要で、手のひらに取り出し、顔全体に丁寧にじっくりと時間をかけてつけていくのがポイント。さっとつけただけでは、慢性の隠れ乾燥肌になり、毛穴の開きを止めることができなくなります。

さらに、保水性の高い化粧水にしましょう。

☑乳液・保湿クリームなど保護剤をたくさんつけていませんか?

乳液などのつけすぎは、最高級のクリームである皮脂を出さなくなるばかりでなく、毛穴づまりを起こしてしまい、毛穴のひらきにつながります。

まずは、上記から見直ししてみてください。

33歳以上の年齢になると、アミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなど、皮膚の弾力をつかさどる成分が減少して起こるため、化粧品を使ってだけでは戻りにくくなっていきます。

つづく



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