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ここは、極東ジャパン。

昨日、8月15日。宮沢和史さんのコンサート「未来飛行士」が大阪で開催されました。私はライブ配信で参加。こんな状況下、いろいろな葛藤があったそうですが、「先がみえないからこそ、何か一歩を踏み出したい」と開催されたそうです。

最近改めて思うのですが、セミナーもライブも実にいろいろで。多分、誰かのセミナーに参加すること、「頭を使うこと」で学べる人、気づく人、勇気づけられる人がいて。同じように、誰かのライブに参加して「感じること」で学べる人、気づく人、勇気づけられる人がいるんだなって。

どちらが良いとか悪いとか、何が優れている劣っているということじゃない。私はもしかしたら、そんなシンプルな答えを導きたくて、それを自分自身で体感したくて、この数年を過ごしていたように今は思います。

宮沢和史さんは、中学生の頃から大好きなアーティスト。「星のラブレター」がきっかけです。その後、誰もが知っているであろう「島唄」のヒットが15才のとき。おそらくそこから、私の「OKINAWA LOVE」がはじまったような気もします。たまたま、高校の部活で選んだのも空手道。そして、20才が私にとって、初の沖縄上陸でした。

今回の宮沢さんのコンサート。生で見ることはできませんでしたが、ライブストリームでの配信も、じゅうぶん楽しめるものなんだなーと。オープニングは「気球に乗って」、本編ラストが「真夏の奇蹟」。アンコール1曲目に弾き語りで「島唄」。最後の最後が「星のラブレター」でした。

個人的には、アルバム「極東サンバ」からの楽曲が素晴らしくて。発売当時から今もずっと、日常に寄り添うように聴き続けているアルバムですが、私がTHE BOOMで最も好きなアルバムは、間違いなく「極東サンバ」です。

コンサートでは歌われていませんが、アルバム1曲目「Human Rush」という曲。私が高校生のときです。部活の先輩が引退するときに、後輩が先輩に感謝の手紙を送るというならわしがありました。私は、手紙の最後に先輩全員に、この歌の歌詞を抜粋して書いたのを思い出しました。なんだか、そんなつもりはなかったのですが、今思うと生意気というか…相当な変わり者だなと、笑。でも、今もやっぱり心に響くフレーズです。

Paradise is nowhere it's in your heart.
Happiness is nowhere it's in your heart.
Love is nowhere it's in your heart.
Gods are nowhere it's in my heart.
楽園なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある
幸福なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある
愛なんてどこにもありはしない それはあなたの中にある
神なんてどこにもいやしない それは私の中にいる

そして。
極東サンバの13曲目「それでも汽車は走る」。この歌が好きだと伝えたくて、当時、実際に宮沢さんに手紙を出したことも思い出しました、笑。

今回の「未来飛行士」というコンサートの開催。
過去のたくさんの名曲とともに、私も過去を飛行し、あの日の自分と再会したり。

混沌とした「今」、正解も不正解もわからない「今」。アーティストとして、1人の人間として、何より「未来飛行士」として。「メッセージ」を投げかけた宮沢さんは、変わらず素敵だなと思いました。

感動をありがとうございました。

それから。

このコンサートで新しい発見がありました。
アルバム「極東サンバ」には、「風になりたい」とか、いわゆる「売れた曲」が収録されているのですが。

「TOKYO LOVE」という曲。コンサートでも歌われましたが、今、なぜかものすごく私の心にヒットして。いくらか年を重ねたからか…この曲が「素敵だな~」って思うようになりました。

ジャカルタの空も
ピョンヤンの空も
ハバナの海にも
同じ陽が登る

ルンバがサンバがチャチャチャが
新しい朝を告げる
踊ったことのないリズム
東京に朝を告げる

これから「未来飛行士」として。

出会う人の数だけ、それぞれのカタチで「LOVE」を育みたい、そんなことを思いました。

いや、きっと、みんなそう生きている。

小さくても、いびつでも、笑われても、恥ずかしくても。

「LOVE」が育まれる世界でありますように。

昨日も明日も魂の国。

ここは、極東ジャパン。

読んで頂き、誠にありがとうございました🙇‍♀️未来の地球を生きる方々に活かしていきたいと思います。時々、アイスカフェラテ代に使わせて頂きます。初めてサポートして下さった方が、そうおっしゃったので🤭🎶