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東京クラフトI.P.A. 2020

「東京クラフトのIPA2020は当たりですよ!」

ビール好きの友人アナシンさんから、フェイスブックに怪文書が来たのが4月の10日のこと。

いやいや。こやつめ、ハハハ。

東京クラフトって、3トリーのアレでしょ。
日本の大手が出してるデミクラフトビールの中でも、ぶっちぎりでヽ(@ ・∀・)丿UNKOなシリーズじゃないの。
ほんとにさ、クラフトビールの味と質が誤解されるから、クラフトとか名乗るビール出さないでほしいんですけど!?サン鳥ーさん?

くらいに俺は思ってますよ、正直。
このシリーズ。

それでIPA2020飲んでみましたけどね!
すっごいちゃんとしてる……美味しい。

香りは柑橘だけじゃなく樹脂系が前面に出てて面白い。
苦味もざらっとして強め。それが途中は軽くなって、また後味でザラッと苦みが戻ってくる。
それに対するボディは軽め…舌に感じるモルト感はありつつも、ボディは水っぽくて薄いと感じるか感じないかくらいのライン。
アルコール風味はそこそこ。表には出てないけど、裏から効かせてバランスを取ってる感じ。

この風味と味わいの組み合わせはなかなか面白い。全体的にはフレーバーは強いけどライトな感じだろうか。

アナシンさんはセッション系という解釈。

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全体的な完成度としては、まだもう一つなところがあるけど、価格帯を考えたら十分に良い味してるし、雑にIPA飲みたい時なら選択肢の上位に来る。

なんだか悔しいが、サントリー…やるようになった!
そんなビールでした。

TOKYO CRAFT I.P.A 2020
スタイル:IPA
醸造所:サントリービール㈱
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:7%