【大阪玉造】エデン特急 一騎当千の店長とビールの名店 【ビアバー】
ビール出るとこ、イットコ。
今回はエデン特急さんデス。
クラフトビール好きな知人が大阪に来たとき、どこに案内する?
もしくは、大阪でオススメのビアバー(ないしタップルーム)教えて?と言われたとき。
そうねー、大阪には良い店が色々とあるけど…
「玉造にあるエデン特急がおススメです」と。いの一番にお答えする。
それくらい良い店。
だけど、ただ一つ欠点があって。
「時々、臨時休業するから、ツイッターで開店情報確認する必要がある」
臨時休業!?
飲食店でそれアカンでしょ!って思う人もいるだろう。私もそう思う。
しかしそれでもなおオススメしてしまう店。
店主さん1人とビールが3タップ、カウンターのみで、
住宅街の中にある隠れ家的お店です。
■本編1 一騎当千のビール
エデン特急の魅力は中々に説明しづらいのだが、この記事読んでる人が気になるのはビールだろうから、そこをとっかかりに説明を始めるとーいたしましてー。
前記の通りビールは3タップオンリー。
瓶も缶も無いから、ほんまに3銘柄だけ。
10タップ、20タップのビアバーが増えてきた世の中では少ない、と思うじゃん。
3銘柄を飲んでいく組み立てを考えるのがめっちゃ面白いんですわ。
それが。
どのサイズでどの順番で飲むのか。
とりあえず味見のために小サイズから行くべきか、大で決め打ちするか。
3銘柄すべて飲まなくてもいいわけだし…。
1銘柄を軸にして他のを流していくのもいい……。
戦略・戦術を立ててビールを攻略する感じがあるし、ある種の物語性すら感じる(自分で勝手に)。
3タップが生み出す世界が広い。
君はコスモを感じたことはあるか?
俺はある!エデン特急でな!ビアフェスファンタジー!そうさ夢だけは!
それはまた、それに応えられるビールが繋がっているということでして。
例えばオープンして間もないころの秋田あくらビール特集。
秋田美人のビール(へレス)と川反ラガー(ボヘミアンピルスナー)と日本酒酵母ビールという思い切った組み合わせ。
IPAとかないのにラインナップが魅力的だし、飲み飽きない。
下の写真は2020年頭くらいのラインナップ。
ウルトラセブンが美味すぎて馬になるわね…(Lサイズ3杯いった)
3リットル飲めるレベルの本当に飲み飽きないビールとか、醸造所のラインナップでは脇役になってるけどポテンシャルの高いビールとか、世間の評判にとらわれず本当に良いビールが繋がっている。
3タップどれもが一騎当千なんですわ。
■本編2 一騎当千の店長
そんなセレクトをできる人がねぇ、只者のわけがないんですよ。
個人的には日本で1番のビアマスターだと思っている。
店長の森さん。自称「腹黒店長」
ビールに対する知識と理解度が深いのは当然として、マスターとして目配り・気配り・心配りが行き届いていて「話」も「聞」も上手い。
自虐ネタも交えつつの温かい話、楽しい話。そしてお客に対するイエスマンではないので、バシッと鋭いツッコミもあってそれがまた楽しい。
会話が面白すぎてもっと喋りたくなるのだが、それゆえに他のお客さんからも引っ張りだこなので、もう少しお喋りしたかったなぁと思いつつ帰ることになる……。「あぁ、とっておきの話あったんだけど、森さんに言えなかったなぁ……また日を改めて行こう!」とかになってしまう。
むろん、静かに飲みたい人はそっとしておいてくれるし、グラスが空いたらタイミングよく次を勧めてくれる。
あー!勧められたらなー!飲まなきゃなー!しょうがないなー!(嬉しい)
つまり、一騎当千のビールと一騎当千の店長が加算されて最強見える。
1+1は2じゃないぞ。1+1で200だ。10倍だぞ10倍!
というわけでスペースに対してのボリュームが∞(無限大)の良い店です。
店というか空間。ほんとオススメ。
なんか良い店すぎて言葉が浮ついて書きにくいわ。
また折を見て書き直すわ!
この後はギャラリー!
■ギャラリー
●ほんとに住宅街の中にある
●日本酒やクラフト系蒸留酒も豊富
クラフトジンの品揃えがすごい(らしい)。
この日はクラーケンっていうクラフトラムも入ってました
店長の写真はちゃんと許可をもらったYO!
良いお店です。
■情報
最寄り駅はJR玉造駅
営業時間:※営業時間は変更有
火~土: 18:00〜23:00、19:00〜24:00
日: 15:00~20:00
定休日:月曜日、イベント出店により休日有。
基本価格:小サイズ(250ml)750円
中サイズ(400ml)1150円
大サイズ(560ml)1500円
後払い