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南会津マウンテンブルーイング タップルーム。

久々のビール出るとこイットコ。

福島県は南会津マウンテンブルーイングさんのタップルームへ飲みに行ってきました。
そして激ハマりしました…。とても「良い」……めっちゃ良い。

■まずは前書き
南会津って場所は、福島の中でも内陸の方にあります。基本、山。
そしてローカル私鉄の会津鉄道は会津田島駅が最寄り駅。タップルームは駅前徒歩5分くらい。会津鉄道自体は本数が少ないので飲んで首都の方に帰るのは無理だと思うけれども、駅前には旅館やホテルがあるので泊まる気になればどうということはない!
そして2020年。福島県では福島県民限定の宿泊割引をやっていて、それを使うとめっさ安くホテルに泊まれたりするのだ。さらに今は東北全県+新潟県で宿泊割をしているぞ。ただし基本的にはGoToトラベルとは併用できないゾ。

■本編
というわけでやってきました。
南会津は会津田島。タップルーム「Beer Fridge ビアフリッジ」見つけましたが、まだオープンしてないので、まずは馬肉食べるか馬肉…と飲食店に入ると、オペレーションが若干(かなり)遅く大変なことに。おまえ!俺はビールを飲みに来たんだぞ!タップルームが閉まったらどうすんの!!!とヤキモキしたのは秘密。

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タップルームに戻ると日も暮れて、営業の明かりがともっております。
客は俺が入って1名のみ。ちょっとマッチョな髭ダンディなブルワーさんがマスター。軽くお話ししつつビールの説明などを受けたり。
(お名前は関根さんというそうな)

タップは5つ。で、1つが南会津マウンテンブルーイングのセッションIPA。あとはゲストビール。自社1つ!?
ラインナップ的にはパッと見、弱そうではある。
おつまみは持ち込み自由。

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セッションIPAはそんなに好きじゃないスタイル。IPAから引き算してホップを中心にライトに楽しみたいというコンセプトはわかるんだが、実際の話、強調したホップの風味が飽和して、何飲んでもホップ味になっちゃったりする銘柄が多くてなぁ。

でも、せっかくだから、やっぱりそこの醸造所のビール飲むべきだよなぁ。
というわけで、期待半分で注文したところ、これが実に俺好みで美味い。

セッションIPAでもあることだし、全体はもちろん軽快として。
モルトの風味がある。あるのだ!むろん、軽い。IPAより軽いし、ペールエールよりも軽い。軽いが薄さはあまり感じない。モルトの存在を適度に出して味わいの芯を作っている。そしてそこにグレープフルーツのようなホップが乗っかっている。

グビッといけばホップの風味と苦みが心地いいし、少しペースを落とせば味わいつつ飲める。

そうなんだ、つまりそういうことなんだ。俺が苦手なセッションIPAは薄いタイプで、俺が好きなセッションIPAは軽いタイプなのか。

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あまりの美味しさに、即座にお代わりである。
んで、もうそのまま今の上に書いたような話をしまして、オタク特有の早口でね!セッションIPAとしては自分の好みにバッチリですわ!という話をしたらば。

ブルワーの関根さん曰く、まさにそういうコンセプトで作ったセッションIPAなんですわ、と。これは痺れましたネ。さらにもう1杯お替りして、色々なビール談議が弾む弾む。先端のビールスタイルの話からアメリカで飲んで回った話も聞けたりしまして。クラフトビールシーンについてバッチリ詳しいし、古典的なところの知識も、自分の意見もしっかりしてる。話自体のもってき方もリズムよくてとてもとても楽しい。

ビールも美味いが、話も雰囲気も良いし居心地が良いなぁ。
繋がってるタップは全体的にはアメリカ系クラフトビールのブーム系ですが、国内ブルワリーもちゃんとあります。流行に乗ってるビールを単に繋いだわけじゃなく…何かしらタップに繋ぐ意思や必然性が感じられる。

というわけで、月一くらいで行ってます。


■情報
南会津マウンテンブルーイング ビアフリッジBeer Fridge
最寄り駅:会津鉄道 会津田島駅 徒歩5分程度
営業時間:18:00~22:00
     定休日:日曜、火曜、祝日、年末年始
     ※営業時間や日程は変更有
会計  :後払い
備考  :おつまみ持ち込み可能
     持ち帰り:可能(炭酸用ペットボトルやグラウラーが必要)