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スティルウォーター・オードノースウェストクラシック

クラシックの文字に惹かれて買ってしまった今日の1本。

裏ラベルを見ると「ラスティック」と「オークエイジド」、「ワイルドエール」の文字。いいねいいね、サワーだね?しかもオークエイジなら甘酸っぱいね?タートかね?

ラスティックはどういう意味だっけ?
麦雑穀工房のラスティックセゾンがまず頭に浮かんだのだが。

英「lastic」 日「素朴、土臭い」

なるほど。

Stillwater Artisanalより、ワイルドエールに焦点を当てた新ブランド、Oude Northwestシリーズが堂々の日本初上陸!(恐らく)全世界でどこよりも早いお披露目です!

インポーターのAQベボリューションさんのHPより


お味はサワー。サワーオブサワー。
乳酸&酢酸もけっこう効いてるけれど、ぎりぎり尖りすぎてない塩梅。
けっこうアーシーさが目立つけど、その他のワイルドエールらしいオフフレーバー系風味は軽め。

オークらしい甘酸っぱさ・タートさは予想ほどではない。
ドゥシャスデブルゴーニュの甘酸っぱさと比べると、全然足りない。
比べる相手が悪いっちゃあ悪いけど。
もうちょっと甘酸っぱくてウッディでも良いんだけど…とも思うけど、やりすぎじゃないのもまた良しなのか。そうかも。

個別の要素を見ると、やや物足りないんだけど、全体としてはシルエットがまとまっててめっちゃ良いビール。
しっかりとサワーだけど酸っぱすぎず、軽い甘さがあって程よくファンキー。つまり自然酵母系ビールのサワーエールとして、特徴と適度な飲みやすさが両立してるわけかな。
いいねいいね、また飲みたいね。

シリーズものらしいので、ほかの銘柄があるなら飲んでみたいねぇ。

スティルウォーター・オードノースウェストクラシック
スタイル:ワイルドビール、サワーエール
国:アメリカ合衆国
醸造所:スティルウォーターブルワリー
原料:麦芽、ホップ、酵母、小麦
アルコール度数:5.1%