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できない子はビールを飲む note版

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4000銘柄以上のビールを飲んできたビール愛好家が書いてる感想兼備忘録の何か。300銘柄を超えて400へ。
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2020年12月の記事一覧

那須高原ビール・イングリッシュエール

正直、超美味しいビールではない。と思ってる。 そんなに突出した個性的なビールでもない…と思ってる。 味が記憶に残ってる……ということもない。 ただ、気が付くと、なんとなく思い出して、なんとなく飲みたくなる。 そんなビール。 全体的には風味はそれほど強くない。構成要素としては、少しパンっぽさもあるモルト感、軽い柑橘で花のような香りのホップがごく軽く漂う。少し土っぽいリンゴのようなフルーティーさがあり、苦みは感じるもののそれほど引き締める力は強くない。全体としてはちょっとボヤ

ニューイメージ・コリオリエフェクトNEIPA

賞味期限ギリのセール品なので買ってみた1本。ヘイジー/ジューシースタイルのセール品はちょっと怖い面もあるが、ままええやろ。 購入の決め手はラベルのペンギンが可愛いかったのと、ラベルに輝くニュージーランドスタイルの文字。キウィスタイル(ニュージーランドスタイル)は珍しくて、日本だとあくらビールのなまはげIPAくらいしかないですし、ちょっと無理してでもピックアップしたいでしょ。 フレーバーはNEIPAらしくトロピカルと草系。……と文面にするとぼやけるのだが、様々な果物を感じる

WCB・久能ライク湘南

ラベルの文字が読み難くて、銘柄名がわからんわ! クノ・ライク・ショーナン…。 久能ライク湘南 らしい。 グッグル先生によると、静岡に久能海岸ってところがあり、つまり湘南っぽいぞってことらしい。 なるほど。 そもそも「湘南」自体、中国のどっかの南部に似てるから着いた地名だったような。ライクとライクがかぶってしまったぞ……。 sessionIPA W/NELSON &MILK SUGAR ネルソンソーヴィンと乳糖使ったセッションIPAってところだろうか。 注ぐとミルキーな

日光のマァマー・ビールスタンドでマチルダさんと叫ぶ。

今回は栃木県日光市へ。そういえば栃木が観光知名度ワーストみたいなニュースを見ましたがアレですよ。「栃木」がイメージに繋がってないだけで「那須」「日光」とくれば押すに押されぬド観光地ですからね……。 そんなわけで日光へは車で行ったのですが、ちょうど紅葉の季節に当たってしまい、1km進むのに1時間くらいかかりました。地獄か! 二度とこの季節に行かねえ! ■本編 日光駅前からのメインストリート。神橋近くに目的地のビアスタンドマーマーがありました。 「いらっしゃいませ!ビール屋さ

南会津マウンテンブルーイング タップルーム。

久々のビール出るとこイットコ。 福島県は南会津マウンテンブルーイングさんのタップルームへ飲みに行ってきました。 そして激ハマりしました…。とても「良い」……めっちゃ良い。 ■まずは前書き 南会津って場所は、福島の中でも内陸の方にあります。基本、山。 そしてローカル私鉄の会津鉄道は会津田島駅が最寄り駅。タップルームは駅前徒歩5分くらい。会津鉄道自体は本数が少ないので飲んで首都の方に帰るのは無理だと思うけれども、駅前には旅館やホテルがあるので泊まる気になればどうということはな

京都醸造・一意専心

京都醸造さんのフラグシップビールのベルジャンIPA。 今回は自戒も込めて、ちょっとクソい前置きをしておく。 今年(2020年)の始め、人生で初めて京都醸造さんのビールを飲もうかという時、せっかくの初体験だから…と、京都醸造のタップルームへ行きお膝元飲みを敢行したわけだが。そのファーストインプレッションがあまり良くなかった。そのためなのかなんなのか、どうも京都醸造の美味しさがピンと実感で来てなかった。その後も何度となく飲んでみたけど。 そんなわけだが今月11月の末。立て込

猪苗代地ビール・ゴールデンエンジェル

ゴールデンエンジェルなのに、金色じゃないわね! ピルスナーモルトとカラムンチモルトをブレンドした、すっきり味の 赤みのかかったビール。鼻を抜ける香りが爽やかで後味がまろやか なこのビールは飲みやすさの中にも重厚感があって炭酸がやや強め。 華やかな見た目から、パーティーやギフトにも最適です。 カラムンチモルトって何?って、それ1番言われてるから。 どうやら、「カラムンチモルト」という登録商標な麦芽の模様。 ムンチがミュンヒ。つまりミュンヘン。特徴はカラメルとかそういうあれ

ローデンバッハ・アレクサンダー

廃盤から復活したベルギーのレッドエール。フランダースレッドエール!フランちゃんうふふ。 フランダース・レッドエールでは手に入りやすく大正義なドゥシャスデブルゴーニュ。そこそこ見かけるローデンバッハクラシックの2つが代表格だが、アレクサンダーが安定供給になれば確実にここに食い込む所であるし、めっちゃ期待している。 お味はフレッシュなチェリーサワーの風味に、ウッディで重めのボディのバランスが良い。一時期プレミア価格がついたのも納得する厚めの美味さ。 ベルギービール大好きマンと

こぶし花ビール・ESB

こぶし花ビールさん、いつの間にESBを。ていうか、ESBスタイル急に増えたな。でもかまわない。ワイはESB大好きやからな。 ESB。エクストラスペシャルビター。 イギリスのスタイル。マイルドエールとかそういう感じでのイギリスの普段飲み系「ビター」ビールの中では、ちょっと濃くて強いストロングなランク帯。 ビターは全体的に度数が低めなので、「エクストラスペシャル」「ストロング」と言っても、そこまでガンガンに強いビッグビールでもないのだけど。 まぁ、それでもモルトとホップは強め。