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WESSチャンピオンの独白 - マニュエル・リッテンビヒラー No.234より

反連盟的な姿勢から一転してFIM公認のシリーズ戦へと転換した新団体のWESSは、同時にこれまでの異種総合格闘技路線から、ハードエンデューロに特化したシリーズへのスイッチも明らかにした。2019年のWESSチャンピオンは、これをどう見ているのか?


波乱のシーズンを乗り越えて

 2019年にWESS(ワールドエンデューロスーパーシリーズ)でタイトルを獲得。ハードエンデューロ、エクストリームエンデューロ、それにクロスカントリーとスペシャルテストのあるトラディショナルエンデューロまで。あらゆるレース形態のミクスチュアであるWESSでの勝利のため、マニ・リッテンビヒラーは、2018シーズンの終了時点からスピードへと向けたトレーニングにフォーカスしてきたことを多くのファンが知っている。

 しかし2019年の成功の後、WESSはCOVID-19の影響で2020シーズン全体をキャンセルすることになり、マニはタイトルホルダーのまま1年以上の時を過ごしている。そして2021年、WESSは再び変化の時を迎えることになった。

 これまで、いろいろな競技形態のミクスチュアだったシリーズは、ハードエンデューロに特化することになったのだ。

 昨シーズンは、運よく開催することができたルーマニアクスに参戦したほか、ENDURO GPの最終戦ポルトガルGPにトレーニングのために出場するなど、少しのんびりした時間を過ごし、そしてオフシーズンにはスキーやサーフィンで身体と精神のバランスを保ってきたマニに、シーズンを前にインタビューを行った。


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