秘密の多いエクストリームエンデューロスター　ウェイド・ヤング

今もShercoの看板ライダーとして活躍を続けるヤングスターは、南アフリカ出身ということもあって欧州中心のこの世界では謎に包まれた存在と思われがちだ。2017年とちょっと前のインタビューだが、読んでいただく価値のあるインタビュー。

Hard enduro is a dog-eat-dog world. It’s a sport which takes no prisoners and one where only the strongest of the strong survive.

ハードエンデューロは「食うか食われるかの世界」だ。徹底的に戦い、強者の中で最も強靭な者だけが生き残るスポーツ。頂点へ到達する道のりは険しいが、それはウェイド・ヤングが急いで駆け上がろうとしている道だ。今や中心的な選手となり、毎度優勝候補を脅かしているヤングの頭を、常に占めているものは「優勝」の二文字だけなのだ。

Words : Robert Lynn
Photos : Future7Media
Translations : Tomo Sasaki