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病院の待合室で「生き残る表紙」をテストした結果

一人でも多くの人に読んでもらいたい。

そう考えるのは、本を作る人間の本能的な欲求だ。
というよりも、そういう欲望があるから、表現をするのである。

BIG TANKという、ほとんどもう、誰が読んでいるのかわからないぐらいのマイクロ出版。ぼくは、定期的に通っている眼科と、その隣の薬局の待合室、そこにあるマガジンラックに勝手に置いてくるということを、ここ何年が行っている。

置いてある雑誌を勝手に持って帰る、のではなく、勝手に置いてくる、というのは、どのような罪にあたるのだろうか。

万引きではないから、「万置き」か。


しばらくやっているうちに、ひとつの傾向があることがわかってきた。

すぐに撤去される場合もあれば、ずっと置いてあることもある。

例えば、こんな表紙だと、すぐに撤去されることがわかった。

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