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ロードブックにまつわる話

弊誌で最近始まった連載。「ロードブック 三橋淳」は読んでいただいているだろうか。ラリーのナビゲーションで使用されているロードブック(コマ図)の一片を題材に、思い浮かぶ様々を、スクなように書いて欲しい、というのが三橋淳への編集部からのオーダーである。2輪、4輪を通じてダカールラリーを始めとした多くの国際ラリーに参加してきた彼の知見は、もちろんぼくたちの想像の範疇にはなく「読む冒険」としてとても価値のある短文になっているのではないだろうか。


彼の連載は、まずは1年間継続という約束になっているので、今後も楽しみにしてほしい。

ロードブックに描かれているのは、数値や記号、ヒエログリフのようなものの集合で、あまり映像的とは言えない。それがラリーのプロトコルによって解釈されることで、ライダーの脳裏にひとつの映像を結ぶ。

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