栄光への道程 - JEC 2020最終戦、タイトルは釘村忠の手に
決戦の舞台、SUGOにはエンデューロのすべてがある。多くのライダーを育ててきた2日間競技。そこで通用するものだけが勝者と呼ばれる。勝ったのは日本初にして唯一のISDEゴールドメダリスト釘村忠だ。
MFJ全日本エンデューロ選手権シリーズ 第4戦
村田SUGO2デイズエンデューロ
2020年11月22~23日
スポーツランドSUGO
Text & images : Hisashi Haruki
IBクラスでトップ昇格を決めた渡辺誉 Yamaha 来季のIAクラスはさらに面白くなる
最終戦のステージは
準備されたルートもスペシャルテストも、難易度としては物足りない印象だ。そんな声が、金曜日に下見をしたライダーからは聞かれたが、過去に、ひどいマディコンディションで、クラスによっては完走者がいないという競技も経験したオーガナイザーとしては、一年間のブレイクを挟んだこともあって、慎重に慎重を重ねた結果と評価すべきだろう。COVID-19禍で、シリーズ戦は9月以降に集中することにもなった。その重要な最終戦を担うという意味においても、この村田SUGO2デイズエンデューロは重責を果たしたと言えるだろう。
強い釘村忠
ルーキー榎田が頭角を現す
ここから先は
2,132字
/
12画像
1998年に創刊。世界のエンデューロ、ラリーのマニアックな情報をお届けしています。
BIGTANKオンライン
¥740 / 月
BIGTANKマガジンは、年6回、偶数月に発行されるエンデューロとラリーの専門誌(印刷されたもの)です。このnoteでは、新号から主要な記…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?