TEST RIDE tm 250 TSI EN – No.225より
TSIシステムの精緻なエンジンマネージメント。軽量かつ強靭なシャーシ。全方向的なポテンシャルの高さを実感する、ENDURO GPレプリカ。
Text : BIGTANK // Photos : Toshimitsu Sato
満を持して世に送り出した
tmの2ストインジェクション
tmレーシングの2ストロークモデルは、2020年モデルで125/144/250/300のすべての排気量クラスにフューエルインジェクション(電子式燃料噴射)仕様がラインナップされる。TSIは、tmレーシングの2ストロークインジェクションシステムの呼称で、トランスファー(掃気)ポートに燃料を直接噴射する方式。250/300では左右のポートに1本ずつ計2本のインジェクターノズルを備える。2ストロークオイルはスロットルボディに備えたノズルから供給される仕組みで、当然分離給油方式ということになる。
弊誌では、すでに前号で、プロトタイプの300ccバージョンをテストして紹介しているが、今回は、その市販型となる250cccバージョンの紹介だ。
ここから先は
2,987字
/
10画像
1998年に創刊。世界のエンデューロ、ラリーのマニアックな情報をお届けしています。
BIGTANKオンライン
¥740 / 月
BIGTANKマガジンは、年6回、偶数月に発行されるエンデューロとラリーの専門誌(印刷されたもの)です。このnoteでは、新号から主要な記…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?