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TIME TO RIDE 「大リーグボール養成ギブス」大鶴義丹 - No.242より
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ここ数年、仲間内でのトレンドとして、林道遊戯は250のオフ車などではなく、大型のアドベンチャーが楽しいというものがある。
その流れが始まったのは2016年。その年に本格的にオフロードを走ることができる大型アドベンチャーバイク、CRF1000Lアフリカツインが発売された。またその時期は、外車エンデューロマシンの性能が進化し尽くした時期で、極端な性能のエンデューロタイヤも出揃っていた。
その時期、仲間内でよく会話した内容は、最新エンデューロマシンで林道遊戯をすると、国産トレールバイクなどとは次元が異なる領域に入ってしまい、色々な意味で、キリがないということだった。楽しい遊びであるべきはずなのに、恐怖を感じることが増え始めた。やはりエンデューロマシンは専用コースに戻すべきかもしれないと、私たちは「日野カン」などで、ハードエンデューロごっこをするようになった。
しかし16歳から三つ子の魂ナンチャラと、林道遊戯が大好きな私はどこか納得がいかなかった。そんな時に出会ったCRF1000Lアフリカツイン。大型アドベンチャーバイクでの林道遊戯に私は没頭した。
アドベンチャーバイクでの林道遊戯は、何から何までが難しい。オフロードで250キロ近い車体をコントロールするのは特別なことだった。トレールマシンやエンデューロマシンなら秒殺のようなセクションや、フルスライドで入れるような下りのタイトコーナーなどを上手に曲がるには、基本に忠実かつ、専用の乗り方を求められる。
その難しいパズルが、とても低い速度域にもたくさん溢れていて、安全な速度でも色々なゲームを楽しめる。
そして気がつくと2022の夏。私はCRF1000LからCRF1100Lアフリカツインへと、同機種4モデルを乗り継ぎ、今年からはスズキのVstrom1050XTを乗り始めた。
もちろん、Vstromシリーズは、完全なオフロードモデルではない故に、不利な部分は避けられない。だが、それでも可能な限りハードなオフロード走行を、自分のYouTubeチャンネルにアップしている。
現在、私はエンデューロマシンとしては、ハスクバーナTE150iに乗っている。ハスクバーナは四台目だが、こいつは日野カンなどでのハードエンデューロごっこには最適で、走り方自体が変わってしまったほどだ。そして大型のアドベンチャーバイクは林道遊戯専用と、いつの間にか棲み分けが固まっていた。
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