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一抱えの書類の山からは、かすかに汗のにおいがした

我々がデジタルデバイスを介して1日に接する情報の量と、まだそんなものに毒されていない無垢な子供が、通学路の花壇の匂いを吸いこんで感じる「匂い」と、どちらが情報量として多く、どちらが重要かを知ることはできない。(本文より)


小包、届く。

写真/文 春木久史

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