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No.237 表紙はブラッド・フリーマン - その理由

2021年10月25日、現在発売中の最新号は、ENDURO GPの解説と、エストニアGP、スウェーデンGPのレポート。それからSIXDAYSの歴史を振り返りつつ、ひの競技のアウトラインを解説した記事などが中心。
表紙が相変わらずかっこ良くて、ライダーはENDURO GPで今年オーバーオールタイトルを獲得したブラッド・フリーマン。

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フリーマンのGPタイトルは2度目で、昨年もタイトル目前だったんですが、最終戦でまさかのガス欠、同僚のスティーブ・ホルコムに破れるという結末でした。

ホルコムは、それまでの2スト300ccから、4スト350ccに乗り換えてのシーズンでした。ホルコムも見事だった。

フリーマンは、欧州選手権をフォローとした後、Betaの若手育成チームとも言えるBoanoレーシングからGPにデビューし、タイトル獲得とともにBetaファクトリーチームに移籍。つまりホルコムと同じステップを踏んできた仲間です。

ホルコムとフリーマンは、同郷のブリットで、チームメイトで、そして最大のライバルです。そこに今年は、ジョセップ・ガルシアという強敵が加わりました。

ガルシアは、2017年のE2クラスチャンピオンで、


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