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或る幸福のカタチ - - エンデューロ日記 No.30

フィジカルブックの方のBIG TANK最新号、No.238が12月23日に発送になることから、ここ10日間ほど、締切と発送の準備に追われて、こちらの更新がおろそかになっていた。すみません m(__)m

まだその余波が残っているものだから、今回は短い投稿です。


来年、2022年のFIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ=ISDEは、8月下旬から9月上旬の日程ということで決定した。シックスデイズは、年間のシリーズ戦でタイトルを競うENDURO GPとはまた違った意味合いでエンデューロの頂点と位置づけられるもので、エンデューロライダーに限らず、オフロードバイクに関わるライダーの多くが、そのキャリアのひとつとして、これに参加すること、フィニッシャーメダルを受けることを目標にしている。プロもアマも、国を代表するライダーも、一介のクラブマンも。

年に一度、世界中からライダーのみならず、関係者、ファンが一堂に会するという意味でも大きなイベントである。選手ではなくても、毎年のようにISDEに足を運び、シックスデイズファミリーの一員であることを楽しんでいる人がたくさんいる。

今年もまた会えたね、と再会を喜び、そして6日間が終わったら、「また来年!」といって別れる。みんな一年前から次の開催地への旅行を計画する。それを励みにして、一年がんばって働くのだ。

ヨーロッパ大陸に居住するエンスージアストは、なお、幸運である。

選手でもないのに、たくさんのライダーたちが、自分のバイクをトレーラーに積んで、ISDEのキャンプ場に集まってくる。

自分のバイクを使ってISDEを観戦するのだ。

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