大脱走、6日間競技、東西ドイツ
戦争映画で真っ先に思い浮かべるのは、1963年に公開された「大脱走(The Great Escape)」。ドイツの捕虜収容所に囚われた連合軍将兵たちのドラマは、日本でも大ヒットしてテレビでも何度も放映された。登場人物がそれぞれの得意な知識、技術を駆使して繰り広げられる脱走劇は、子供にもわかりやすく、まさに手に汗握る、血わき肉踊る物語だ。
その中で一匹狼的な役柄が特徴の「ヒルツ大尉」を演じたのがスティーブ・マックイーン。何度も脱走に失敗しては独房入り。それでもまためげずに脱走しては失敗を繰り返す。有名なトライアンフでの逃走シーンも、あっけなくドイツ軍に捕まってしまうという結末なのだか、それでもまったくヘコんだところを見せないヒルツのかっこよさといったらない。
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