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BIGTANKマガジンは、年6回、偶数月に発行されるエンデューロとラリーの専門誌(印刷されたもの)です。このnoteでは、新号から主要な記事を再編集して順次掲載。バックナンバーの… もっと読む
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2023年6月の記事一覧

HOW TO RIDE THE DOMESTIC RALLY 「第4回 使い終わったロードブック」

ロードブッグ自体は、ただの記号だが、ライダーが実際に走ることで空間的・時間的な立体性を帯びて再生される。 ラリーとは何か、ロードブックとは何か? コマ図こそがラリーというわけではないが、コマ図というものがあるからこそ、モーターサイクルによるラリーは長く愛されてきたのだろう。 Text : Hisashi Haruki  ラリーという単語には「再び集う」という意味がある、ということはみなさんも聞いたことがあるだろう。群雄割拠する中世ヨーロッパの領主たちが、自分の抱える騎士た

1-ON-1 馬場亮太 インタビュー No.246より

2021年のSUGO最終戦で突然のJECデビュー。小排気量マシンでトップタイムを叩き出し一躍注目を集める。翌2022年は初のフル参戦にして圧倒的な強さで全日本タイトル獲得。本誌が初めて迫る馬場亮太の素顔。 RYOTA BABA 馬場亮太 1997年7月9日 静岡県出身 中学生で全日本モトクロス選手権に出場を開始し、2014年にIB2クラスでランキング1位、翌年からIAクラスに参戦し、2018年に引退するまでフル参戦を続けた。2021年の最終戦SUGOでJEC初参戦。202

2023年6月7日  「ポディウムに駆け寄る選手の意識」

これは「こうあるべだ」という話ではない。 プロの競技で、たくさんのファンに支えられ、観客に期待されているレースなら別だが、アマチュアのレースで、必ず表彰式に出なければいけないということはない。早く帰って月曜日の仕事にそなえるのも大事だし、そのあたりは自由にしてよい思う。 写真 : 2かさん