オメガトライブ

私は音楽のジャンルにこだわる気は特にないし、ロック、ブルースから歌謡曲、演歌迄好きな曲は好き、このジャンルだから嫌いという事はない。
だから、この後の話も私の個人的好き嫌いで文句や悪口を言っている訳ではない。

先日、私たちおっさん(爺)二人とベテラン女性で飲んでいた時の事。
半個室のもう一つのテーブルでは年齢層の広い男女4人組が飲んでいた。
ひょんなことから会話を交わすことになり、特に音楽の話で盛り上がった。

年齢層が幅広いため、全員共通の話題というのはあまりない。
この話はこの人達、あの世代の話はあの世代の人たちと、かえって局所的な話で酒の上の話ではかえって気が楽で楽しかった。

私は音楽的ジャンルにこだわりはないと言ったが唯一ちょっと距離を置きたいのはJ-POPと称されるジャンルとその前後の同様の流れだ。
もちろんその中にも好きな曲やバンドはあるのだがジャンルとしては何で歌謡ポップス、、、というところがある(笑)
その後の「渋谷系」も同じ匂いがする。
「都会的」に背伸びしすぎた〇〇者のムーブメント。

ま、止めよう。それが本題ではない。

その話の中で、私がすごく自分の感覚とずれを感じたのが「オメガトライブ」だった。
私以外がオメガトライブと言えば杉山清貴なのに対し、私だけがカルロストシキと答えた。
私は単純に彼の歌(声質)と曲がマッチしていると感じていた。
杉山はプロジェクトに作られすぎた感がありどうもなじめなかった。
(オメガトライブ自体がバンドではなくプロジェクトなんで当たり前なんだが)
その中のたぶん年齢的にオンタイムだろう女性に、
「やだっ、メッチャミーハーやん」と笑い交じりに言われた。
カルロストシキのルックスと歌声が女性受けするものだろうか。

若いころはロック小僧だった私が演歌っぽい歌謡曲でも良いものは良いと言うと「年取りましたね」の一言で片づけられてしまう。
違うんだなぁ、若い頃から良いものはジャンルに囚われないつもりだったんだけれどなぁ。

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