原宿BIG LOVE RECORDSに入荷するレコードを紹介する回
今回はダラダラ今後
を紹介したいと思います。
というフレーズを書いて思い出しましたが今月のBIG LOVE RADIOを収録するのを忘れてました。
今週やりたいと思います。
たぶんたぶんたぶんたぶん…
Crack Cloudの新曲というかアルバムはメンバーGarnet Aronykが同郷PotteryのAustin BoylanとファミリーN0VELのBennett SmitそしてCrack CloudのメンバーがやっていたバンドPainted FruitsのメンバーEvan AesenによるMock Mediaが昨年発表したアルバムのモードを引き継いだかのようなパンク回帰全開的作品でつまり痺れます。
普遍そうで未来、普通そうで特別、そして出来そうで出来ない。
そういったものがたいがい新しいものである場合は多いです。
しかしこの頃の日本の世間がそれらをアートやカルチャーなどと呼んでくれることはなく、特にユースカルチャーは大人がわからないものであるからこそのそれでありそして彼らは淡々と行動し大人の知らぬ間に彼らの世界を未来へ向け築き上げるため、結果ムーヴメントと呼ばれるようになった際には大人や世間にとってよりわからないものとなっており、だから大人たちはそれを「普通」や「誰でも出来る」や「昔あった」と言うしかない醜い生き物です。
ただ個人的には「凄いよ凄い才能あるねー私はわかってるよ」と若者に近づく大人の方がもっと嫌いです。
なぜならばだいたいがそんな判断能力など持っていない大人に限って若者に媚を売るからです。
よって彼らは「キミ凄いー私はわかってるよぉー」と「コイツ全然凄くないぃー」若者にまで言ってしまいます。
よって彼らは何者でもない大人になってしまいます。
どうせなら「コイツ全然凄くないぃー」若者を「凄いー」大人に仕上げて欲しいものなのですが、しかし彼らは「コイツ全然凄くないぃー」とめちゃ遅れて気づいた瞬間サササーと離れていきます。
因みにこういった大人は上の立場の人間を見つけても同じように「凄いです凄いです天才ですね一生お供しますぅー」といつもひれ伏していますがその者が凋落するやいなやサササーといなくなる体質を持っています。
というわけで大人に「普通」や「誰でも出来る」や「昔あった」と言われたのであればそれは彼ら若者の勝利であり、そして大人は「わからない」と言いながら彼らに従えば良いのです。
Crack Cloudは若者としてはギリギリの方だと思いますが、相変わらず「わからない」ギリギリのところを本能で攻めるためこのミュージックヴィデオに関しても相変わらず再生回数が伸びない気がします。
そして私は相変わらずそういうものが好きです。
しかしMalice Kは売れるべき男です。
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サポート!とんでもない人だな!