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諦められない大人たち



大和那南の絵の展示会が今日からはじまりました。


大和那南 INSTAGRAM


絵以外にもZineやポスター、前回好評だったアクリルブロックなどのグッズも販売しています。
彼女のnoteで詳細が載っていると思いますので興味ある方はぜひ。
これまで同様、絵の方はいきなりかなりの勢いでSoldになっています。
今日きた2 Many Dj'sも絶賛してました。





さてようやく肩こり肩甲骨の痛みが治り若干の腱鞘炎の痛みを感じるのみとなりました。
マウスもメンバーシップの掲示板にてオススメされたトラックボールへ交換いたしました。



使用したことがなく慣れておらず逆に手がつりそうになりましたが夕方にはコツ掴んで確かにこれはいいかも。
オススメありがとうございます。





というわけで今週は記事もある程度進みますので早速今週のレコードのご紹介。



Crack Cloudがついに半分自主レーベルMeat MachineからあのJagjaguwarへ移籍し発表される3rdアルバム。
 メンバーが同郷Potteryのメンバーと結成した別バンドMock Mediaで魅せたパンク回帰を匂わせながらもプログレッシブな展開をみせる曲構成は本来ならばBlack Country, New Road絡みの同時代性を語られても良いと思うのですが彼らへの正当な評価は特に音楽メディアから与えられないようにも感じます。

未だになんですけど5年前の"THE NEXT FIX"が世界的爆発ヒット曲とならなかったことが信じられません。




こんな良いバンドのこんな良い曲が売れてないなんてもったいない!もっとみんなに知ってもらいたい!

と私がクラスに友達もひとりもいない洋楽オタクが誰も見てない自分のSNSに書くような生暖かいありがた迷惑な気持ちや想いをバンドや曲に持つことが一切ないのは私だけが好きで良いできれば私だけがこのバンドとこの曲を好きであって欲しいといったレコード屋として矛盾した性格の持ち主であるからなのはクラスに沢山の友達がいた私であるのに帰省したある日偶然出会ったクラスメイトだった一番の友人にそういえば仲くんこの前なんでクラス会来なかったの?友達から連絡行かなかった?と言われいや私は東京でとても忙しくしていたのでその日はどうしても難しかったんだいやいやみんなと会えなかったのは残念だったなそれでは私は急いでいるのでではこの辺でと横断歩道をダッシュで反対方向に走ったのはさすがにちょちょぎれそうだった涙の粒を自家風力で飛ばし道を歩くおばさんにさえあなた泣いてるの?などと悟られたくなかったからですがなぜならおばさんという生き物はいつ何時でもおせっかいパワー全開の優しさの押し売りにて私のナイーブハートを押しつぶすどころか不思議なことにおばさんはおばさんを呼び寄せる習性を持ちまたそのおばさんが集まった時のパワーはフリーザの53万馬力に値すると言われるだけに私だけならまだしもこの地球ごと破壊させるわけにはいかないためとにかく私は全速力でその場を離れるのでした…つまりクラスに友達もひとりもいない洋楽オタクごときのこんな良いバンドのこんな良い曲が売れてないなんてもったいない!もっとみんなに知ってもらいたい!なんて言葉はSNSだからこそ発表できる言葉でありさらにそんなもんなんの効力もないわボケと断言できるのはクラスに沢山の友達がいた私がこんな良いバンドのこんな良い曲をクラスの沢山の友達に発表した結果クラスで一番の友達からクラスで自分だけ知らされていなかったクラス会のことを友達から連絡行かなかった?と聞かされたこのノンフィクションを読んでくれたあなたであれば理解してくれるはずです。




今回も私はなんの話をしていましたか?
Crack Cloudの話だったに違いありませんがしかし我々みたいな生き物は死ぬまで共感者を求めてはならずそれぞれ適度な距離感を大切にそして人生においてもっとも大事なのは諦めだと私は学びました。

諦めは大事です。

よくネガティブな言葉として使われるためそんなことを言う私も丸ごと誤解されますが全ての争いは諦めないため起こります。
と思います。



よって私は適度な距離感と諦めでこちらのCrack Cloudのレコードを企画し紹介させていただくのでありました。


クラック・クラウド
レッドマイル
Crack Cloud
'Red Mile'

  1. Crack Of Life 人生はクラック

  2. The Medium 媒体

  3. Blue Kite 青い凧

  4. Lack Of Lack 不足の不足

  5. Epitaph 碑文

  6. I Am (I Was) 今は(昔は)

  7. Ballad Of Billy ビリーのバラード

  8. Lost On The Red Mile 迷いのレッドマイル


以上BIG LOVE RECORDS エクスクリューシブの日本特別盤はいつもの帯になんとよくみてください。
通常ジャケとは違うオルタナティブ・スリーブ仕様です。
ちなみに通常盤はこちら。



といってもアートプリントを通常盤のスリーブからカブせ〜の帯留め〜のといった感じなので完全なる別スリーブでないことをここに告白します。
だって限定100枚ですもの。
別スリーブ作ってもう少し限定数を増やすこともできますがそこは先ほど申しました通り諦めの精神発動でございます。
自己満足のための無理はせず自分たちで出来ることにてベターへ突き進む。
これこそがDIYスピリッツと称えるべき精神そして行動力。
今回も私が私のことを絶賛つまり自画自賛中ですがついてきてください。
むしろ一緒に仲真史を讃えるべきです。
諦めてください。




だってオリタナティブ・スリーブはバンドの案なのです。
当初は別カラーが予定されていたのですが諸事情でカラー盤は1種類しか作らなくなったため提案されたもの。
言うのは簡単だけど作るのはコッチだからな…

そこで考えたのがコチラ。
右をこうやって追って内側に挟んでくっつける。
なんということでしょう。
1948年6月21日に市販レコードが発売され76年。
この仲真史の天才的発想による恐らく世界初のスリーブが爆誕です。
因みに両端は私が地味〜にカッターで切っております。
印刷会社はそんなことやってくれないですしやってくれたらめちゃ高です。



とかやり始めて5枚でアイデアの宝庫仲真史による天才的発想が生まれたことを悔やみます。
だってこれあと95枚やんの?



やまない雨はないように終わらないオルタナティブ・スリーブを通常スリーブに貼り付ける作業も終わらないのだと気を取り直し、フリーダムとなっている左側を帯で緊縛プレイいたします。



いや〜んバカ〜ん、なにすんのー
めちゃくちゃいいじゃないですか。
でもDIYってめちゃ面倒。
いや、なんだよこれめちゃ面倒臭えなっ!

と、この場合通常の人間であるならば非常に対価を求めたくなりますが日本人はなかなかそれが苦手です。
よっての物価安です。
通常の人間ではない私はといえどもどこまでボレるか、もとい適正価格へ近づけることが出来るのかとウシシッシッとなっていると思いきや既に円安+米国の物価高によりCrack Cloudごときがこんな価格とビビリ中でありました。


だってさらにお願いしておまえらにサインなんてあるんかいといったメンバーのサイン入りアートプリントもつくのなー

実際、正規メンバーは誰なんや?
これをみる限り5人なのか?
ここに私のサインを入れて6名仕様にしてもいいですが、バレた時なぜそんなことをと問いただされてもそんな理由は全く思い浮かばないのでやめておきます。

本日発売です。


有料部分にはたいしたことは書かれていません。
しかも書いてもどうぜちょっとしか書かないほぼ詐欺noteです。
残念な結果が簡単に予想されます。
私なら買いません。

それでもとおっしゃっていただけるならお試しの有料単体でもいいですが、わざと割高にしてるので損です。
購入いただくと私も少し気が引けます。
なんでわざと割高にしてるかというと買わない方が良いという合図です。

https://open.spotify.com/show/04iyUAk1F3Es3RFr0yv6dm?si=0480797359a64dbe

毎月、BIG LOVE RECORDSに入荷する新譜のレコードを紹介するBIG LOVE RADIOは上記リンクで無料公開中。
ずばりコチラだけで十分。それ以上の音楽やレコード以外の話も!
といっただいぶ変わった方はしょうがないのでもう購入してください。
でもだったらマガジンかメンバーシップがオススメですけどたいしたものではありません。

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サポート!とんでもない人だな!