【フローリング別コーディネートアドバイス】住友林業クレストのNFブラックチェリー柄のフローリングに合わせたコーディネート事例をご紹介します
ブラックチェリー柄とブラックチェリー材では数年後の色が異なります。
みなさんはブラックチェリー材という木(木材)を知ってますか?
ブラックチェリー材を使用した家具は初めは上の写真の上段の木目色のようにやや明るい色ですが、経年変化により下段の木目色のように濃い色に変色していきます!(紅褐色から次第に濃い飴色へと変色していきます)
今回ご紹介するフローリングは、そんなブラックチェリー材のような木目柄の床材で、木目を印刷したシートなので上記で述べたような変色はありません。つまり、今回取り上げる住友林業クレストのベリッシュシストS-Jの『NFブラックチェリー』柄のフローリングは上の写真のような木目柄が変化せず、ずっとこのままの木目柄となります。
そんな『NFブラックチェリー』柄のフローリングに最も合う家具は・・・
ブラックチェリー材の家具ではなくウォールナット材の家具がピッタリなのです!!!
ウォールナット無垢材の家具なのです!
ウォールナット無垢材の家具はブラックチェリー材と真逆で、経年変化で色が薄くなっていく木材となります。そんな経年変化した後のウォールナット無垢材の家具と『NFブラックチェリー』柄のフローリングの相性が抜群なのです!
今回は、今までにインテリアショップBIGJOYが住友林業クレストのNFブラックチェリー柄のフローリングに合わせた提案した様々なコーディネート事例をご紹介したいと思います。
まず初めに、上の2枚の写真のコーディネートはフローリングがNFブラックチェリー柄で、ドアはベリッシュウォールナット柄という内装となります。そんなリビングダイニング合わせた家具は経年変化して色が薄くなったウォールナット無垢材の家具たちです!
本来ならばドアの色のような少し濃い目のブラウン色の家具がウォールナット材の家具ですが、ウォールナット材の家具は経年変化をすると色が薄くなり、NFブラックチェリー柄の床とほぼ同じような色となるのです!
ウォールナット材を使用した家具は注意して頂きたい点があります。それはウォールナット無垢材を使用した家具でもブラウン色を補色している家具とクリアな塗装を施した家具があります。前者は素地のウォールナット材にブラウン色を重ね塗りして、木そのものの色むらを隠すためにブラウン色を上から塗装した家具となります。後者はそんな木そのものの色むらをそのまま見せる塗装となり、後者の塗装の仕上げの方がより経年変化で色が薄くなります。
ウォールナット材の家具と明記してあっても、補色されたウォールナットブラウン色とクリア、透明なコーティング・塗装されたウォールナットブラウン色では全く異なる見た目となります。
内装材に置いても”〇〇ウォールナット””ウォールナット〇〇”と書いてあっても2つの色が同じではないのです。
実際、上の写真のダイニングテーブルは後者のクリア塗装されたウォールナット材ですが、手前のチェアはややブラウン色を補色されたウォールナット材となります。チェアの木材は線が細いので色の違いがあまり分かりませんが、よ~く見ると多少の色の違いがあるのです。
住友林業クレストの『NFブラックチェリー』柄のフローリングには、ウォールナット無垢材をクリアな塗装した無着色のウォールナット無垢材の家具がピッタリとなります!
冒頭でブラックチェリー材の経年変化についてお話させて頂き、下の写真のように経年変化でブラックチェリー材は色が濃くなると言いましたが
それに対してウォールナット材は色が薄くなります!そんな事例もご紹介させて頂きます。下の写真をご覧ください。
上の家具の写真はメーカーのホームページから拝借した家具の写真で、扉部分が天然木のウォールナット突板で、引き戸の下部分レール部分と扉の端の引手部分はウォールナット無垢材を使用しておりますが、その他の側板、上部のオープン部分を囲うパーツはウォールナット柄(印刷されたウォールナット柄)となります。この家具が経年変化をすると・・・こうなります。
分かりますか?先ほど申し上げた扉部分は天然木のウォールナット突板、扉の両端(左右)の引手部分と扉下のレール部分が天然木ウォールナット無垢材を使用しております。
ウォールナットの木目が印刷されたシート部分は色の変化がないのに対して、天然木の扉やレール部分は経年変化で色が変色しております。色が明るくなっている部分が天然木となります。
このようにウォールナット材の家具は色が明るく、色が薄く変色するのです。この経年変化による変色こそ、NFブラックチェリー柄の色と相性が抜群となるゆえんなのです!
少し話がそれます。上の数枚の経年変化した家具の写真をご覧いただくと分かると思いますが、天然木のみを使用した家具と天然木とプリント化粧合板が混在した家具、さらにはプリント化粧合板のみの3つの家具を比較すると…
経年変化後、最もかっこいいのが天然木、無垢材のみを使用した家具です。
(上の写真の正面のチェストとテレビボードは天板、前板、台座部分のすべてのパーツがウォールナット無垢材を使用しております。正面から見ると無垢材でない部分がないので経年変化しても美しさが保たれます)
次にかっこいいのが、プリント化粧合板のみで製作された家具です。購入金額は天然木とプリント化粧合板が混在する家具よりも安価な家具となりますが、ウォールナット材は経年変化が色が明るくなることを考えると、経年変化しないプリント化粧合板のみの家具の方が数年後もかっこいいのです!
天然木の部分とプリント化粧合板の部分が混在している家具は・・・上の写真のようになってしまうのです。ご注意ください!
話を戻します。。。
先ほども少し紹介しましたが、こちらのコーディネートで使用している家具はすべてウォールナット無垢材のクリア塗装、無着色の家具たちとなります。既に経年変化をし、色が明るくなったウォールナット無垢材の家具のみでコーディネートした事例となります。
住友林業クレストの『NFブラックチェリー』柄のフローリングとの相性が抜群です!
次に紹介するコーディネートはこちらです。
こちらのコーディネート事例もフローリングは『NFブラックチェリー』柄にウォールナット無垢材を使用した家具でコーディネートさせて頂きました。
テレビボードとソファ、リビングテーブルは経年変化で色が明るくなったウォールナット無垢材を使用しており、サイドテーブルはまだ経年変化しきっていないウォールナット無垢材となります。
上の写真をご覧いただくとサイドテーブルの色が少し濃いですよね!
サイドテーブルと右端にある1人掛けのソファ以外はウォールナット無垢材が経年変化し明るい色となっているのでNFブラックチェリー柄とピッタリな色あいとなります。
最後にこちらの事例をご紹介します。
ウォールナット無垢材を使用したテレビボードは経年変化しきってない少し濃いウォールナット無垢材の家具となり、テレビボード横のチェアはラバーウッドをウォールナットブラウン色に塗装したタイプで濃いウォールナットブラウン色のまま・・・そしてリビングテーブルはチーク材なので経年変化したウォールナット無垢材と同じような色となります。
この3つの家具の色はそれぞれ微妙な色の違いがあります。
NFブラックチェリー柄のフリーリングに一番近い色はチーク材の丸いローテーブルの天板となります。
ダイニングテーブルも経年変化しきっていないウォールナット無垢材の天板なので、NFブラックチェリー柄の床の色とは少し異なりますが・・・
きっと数年後には天板がこんな経年変化となるため・・・NFブラックチェリー柄のフローリングと相性抜群となります!
NFブラックチェリー柄のフローリングにウォールナット無垢材の家具を合わせると・・・初めは少し色が異なりますが、
年数が経過すると・・・
このように色がピッタリとなると思います!
結論!住友林業クレストのベリッシュシストS-JのNFブラックチェリー柄のフローリングにはクリア塗装されたウォールナット無垢材の家具がピッタリ合う!
参考にしてください。
コーディネートのご相談はインテリアショップBIGJOYへお任せください!年間200事例以上のモデルルームを提案しており、今までに1000件以上のコーディネート事例をご覧いただきコーディネート提案をさせて頂きます。
ご来店お待ちしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?