【お客様家具配置相談②#1】造り付け家具を造るか、無くすか、配置を変更するか。
BIGJOYで有料で行っております3Dコーディネートご提案をした内容をご紹介させて頂きます。 遠方のお客様からのご依頼で新築のお部屋の家具配置や間取りについてのご提案です。
ご相談内容
お客様はリビングダイニングがあまり広く取れないことでの家具の配置をどうしたら良いか迷っているとのことでした。
細かい内容をお伺いしたところ、おおまかな間取りは決まっているが、内装の仕様（床や扉の色）は未確定で、造り付け家具（造り付けデスクと物入収納）も造るか未確定とのことでした。
家族構成
4人家族
ご検討家具
ダイニングセットは現在ご使用中のダイニングセット（ダイニングテーブル/幅1500×奥行800）を新居に持っていくとのことで、新しく購入予定の家具はソファとテレビボードですが、造り付けデスクと物入収納を無くす場合は、置き家具でデスクと収納もご検討。ソファはBIGJOYの「島ソファ」が気になっているとのこと。
元々は小上がりの畳コーナーも考えていたとのことでしたが、リビングの広さ的に断念したので、少しでも寝転べるスペースがほしく、1箇所でもハイバックでテレビが見れる席がほしいとのことでした。
ご提案について
plan.A/お客様のご依頼で、現在計画中の間取り（造り付けデスク・物入収納あり）に家具をご提案。
plan.B/BIGJOYからのご提案として、造り付けデスクを無くし、物入収納の位置を変更して家具をご提案。
plan.C/BIGJOYからのご提案として、造り付けデスク・物入収納を無くし、置き家具でのご提案。（#2にて）
ご提案plan.A
造り付けデスク「有り」造り付け物入収納「有り」の場合
↑現在計画中の図面（上部図面）を見ますと、北側壁面に造り付けデスクと物入収納が付いております。テレビ線の位置もまだ決まっていないとのことでしたが、ダイニングテーブルの配置等を考えると、図面的にテレビの位置は南側壁面になります。 そうすると、ソファはデスクや物入収納の前になるのですが、造り付けデスクに座るスペースや物入収納への通路を確保しないといけないのでソファの背面にスペースが必要になるのでソファ前が窮屈になってしまいます。
今回はソファ後ろを約700mm程スペースを確保しておりますが、本来ならもう少し（約900mm程）あいてると物入収納の取り出しもしやすいと思いますが、後ろを大きくあけてしまうとソファ前がかなり狭くなってしまうので今回は約700mmにしました。 又、この配置の場合、ソファの配置的に掃き出し窓にかかってしまいますので頻繁に出入りする場合は少し不便になってしまいます。
ソファはお客様ご希望のハイバックソファをご提案。 こちらのソファはリクライニング機能もついておりますのでリラックスして座ることが出来るソファになります。4人家族なので、1Pソファのみだと1人しか座れないので、オットマンをソファ横に置いて少しでも座るスペースを広くできればと思いました。オットマンであればそこまでスペースを取らないですし、ソファ横に置いたり、ソファ前に置いて足を伸ばしたりできるようになります。（それでも4人家族ですと小さいですが・・・。）
↑ご提案のオットマンは上記オットマンの奥行が小さい600mmタイプをご提案。（※商品ページには載っていないサイズです。）
テレビボードはスペース的に少しでも空間を広くとる為に奥行はコンパクトタイプのテレビボードをご提案しました。
通常のテレビボードの奥行は400mm～が多いですが、こちらは奥行が370mmとコンパクトです。高級感もあり、収納力もあるので奥行コンパクトタイプをお探しの方にお勧めです。
Plan.Aはこのようなイメージです。 今回はお客様が現在お使いになっておりますダイニングセット（4本脚テーブル）をそのまま使われるとのことでしたが、ダイニングセットも弊社でご提案ができれば、ダイニングテーブルを2本脚タイプにし、ダイニングソファタイプにするのも一つの案かと思いました。 ダイニングソファタイプにすると、リビングソファがなくてもよいので、もう少し空間に余裕がでるかと思います。
ただ、いずれにしましても、造り付けデスクと物入収納が北側壁面にあることにより家具の配置がしにくくなってしまっておりましたので、この間取りはあまりお勧めができませんでしたので、BIGJOYで新たにPlan.B、Plan.Cで造り付けデスクや物入収納を無くしたり、配置を変えた場合のご提案をさせて頂きました。
ご提案Plan.B（1）
造り付けデスク「無し」造り付け物入収納「有り」の場合
Plan.Bは造り付けデスクを無くして置き家具のデスクにし、物入収納を北側壁面ではなく、南側壁面のキッチン側に位置変更してご提案しました。
そうすることにより、北側壁面の壁を使うことが可能になりました。 Plan.Aよりもスペースを広くとることができますので家具を置いても窮屈さがあまり感じられなくなります。
造り付けデスクを無くした代わりに置き家具のユニットデスクを置いておりますので勉強や作業等はこちらでき、収納力もあります。 又、置き家具なので、造り付け家具と違い、動かすことができますので、将来的にリビングにデスクが必要なくなったら子供部屋や他の部屋に移動することも可能です。
テレビボードはユニットデスクと同じデザインのテレビボードにしておりますので、並べて置くと相性が良く綺麗にみえます。
ソファはBIGJOYオリジナルの島ソファを北側壁面に配置しております。 壁面に付けて置くと壁に大きめのクッションを置けば壁を背もたれとして使用でき、別売りのオットマンを前に置けば足を伸ばして寛ぐことができます。これなら家族みんなで座っても良いですね。 クッションは置きクッションなので、クッションを外せばベッドとしても使えますので、お昼寝することもできます。
北側壁面にソファをつけることによりソファ前からテレビボードまでのスペースが広くなりましたので、Plan.Aでは作れなかった、お子様のキッズスペースとしても使用できるようになりました。
ソファ前にリビングテーブルを置かなければ、お子様の遊ぶスペースに出来ますし、空間が広くなります。その代わりにソファ横にオープンラックを置いてますので、飲み物やお菓子、本などを置けますし、ラック内に箱や籠を入れれば収納することも可能です。
よくあるサイドテーブルは、基本的にはサイドテーブルでしか使えませんが、ご提案商品はオープンラックなので、テーブル以外に飾り棚や花台としてご使用したり、お子様のお絵かきテーブルにしたりといろいろな使い方ができます。
ご提案Plan.B（2）
造り付けデスク「無し」造り付け物入収納「有り」の場合
Plan.B（2）は（1）のソファを変更した場合のご提案です。
ベッドソファタイプのソファをご提案しました。
伸ばしたり縮めたりできるソファなので、通常時はソファを伸ばして使用し家族みんなで寛ぐことができ、お客様が来られた際やソファ前を広くとりたい場合にソファを縮めて頂くとソファ前が広くなります。
ソファを伸ばしている状態の場合、ソファ角からダイニングテーブル角の通路が少し狭くなってしまいますが、肘付きの大きなソファとは違い、肘無しソファなので、通る分にはそこまで気にならないと思います。
↑※こちらの商品は仕様変更（サイズ等）がございますので上記の仕様は在庫限り廃番になります。 このソファは座面を前面に出すタイプなので、背面を壁に付けて配置しても問題なくつかえます。
Plan.Bはこのようなイメージです。 造り付けデスクや物入収納が北側壁面になければ、大きめのソファを置くことができ、空間も広く見え、Plan.Aに比べてより生活がしやすい空間になったと思います。 キッズスペースや将来的に家具を移動させたりもできる、生活しやすい間取り提案になりました。
お客様にはPlan.Cまでご提案させて頂いておりますので、後日#2でPlan.Cのご提案をご紹介させて頂こうと思いますので乞うご期待です。
ちなみにPlan.Cは造り付けデスク・物入収納を「無し」にしてデスク・物入収納を置き家具にした場合のご提案をさせて頂きました。
コーディネートご提案について
コーディネート提案をさせていただく場合、このようにブログや販促物などにコーディネート事例として掲載する可能性があることをご承諾いただいた上でお受けしております。 ご依頼が立て込んでいる場合はご提案までに1ヶ月程お時間を頂いておりますので余裕を持ってご相談頂ければ幸いです。
今回のような3Dコーディネートについては有料でお受けしております。下記URLから3Dコーディネートについての詳細ご確認いただけます。
弊社で家具をご購入頂く予定がある方で、3Dコーディネートまでしなくてよく、【お客様家具配置相談①】のように図面上でコーディネート提案させて頂く場合、現在は無料でお受けしております。
何かコーディネートでお困りのことがございましたら、ぜひBIGJOYにご相談くださいませ。ご覧いただきありがとうございました。
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