アイディアや打ち手には何の価値もない
自分は目標を達成するための戦略を立てたり、打ち手を考えるプロデューサーとして、いくつか入らせていただいています。
プロデュースするに当たって、商品であったりサービスをどう広げていくのか?
を考え、こうやったらいいんじゃないか?と提案をさせていただくのですが
その時大事にしている一つがタイトルにもある通り
アイディアや打ち手には何の価値もない
ということ。
アイディアっていくらでも出るんですよ。
アイディア出してる瞬間って楽しいし。
例えば、
飲食店の売り上げ伸ばす方法考えてくださいって言われたら、
・HPをつくる
・ビラを撒く
・ご近所に挨拶しに行く
・商品の単価を上げる
・もしくは下げる
・SNSでばずらせる
・グッズを作ってみる
などなど。
今まで行った飲食店の中で、これはよかったなと思うことを真似するでもいいですし、
本に書いてあったようなことを転用するでもよし。
アイディアって実は出そうと思えばいくらでも出てくるんです。
ですが、じゃあ全て実行したらうまくいくかと言えば
そうとも限らないですよね。
例えば、家のポストに超高級焼き肉店のチラシが入っていて、
そのチラシにはクーポンがついてる。
それをみていきますか?となると、むしろ行かなくなる。
お店側からすると来てほしいお客さんに来てもらえなくなりますよね。
ここで言いたいのは、
どんなところを目指しているのか?
でアクションプランは全く変わるということ。
つまり、どうなりたいためにどんなアクションプランが打てるのか?
が必須で。
どうなりたいのか?
他とはどう違うのか?
どんな価値を伝えたいのか?
をまずは見極める必要があります。
言われれば、
「確かにそうだ!」
となりますが、これができてる人がすごく少ない印象です。
アクションプランばかりが目立って見えてしまってるからこそ、
根本何がそこにはあるんだろう?
を考えれていない。
そもそも、戦略練る前にその根っことなる、
どういうスタイル、哲学、思想を元に動きたいのか?
に時間をかけて見つけることに価値があるのであって、
アクションプランを伴う戦略はそれらを体現するためにあります。
だからこそ、アクションプランや戦略単体はさほど価値がない。
根っこがあるから幹が太くなる。
その根っこをしっかり生やせる存在になります。
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