２０２１年・餃餃餃っ！な餃子開発日記。
今年も餃子に始まり餃子に終わる。
餃子漬けの半餃人として、道を貫いた一年でした。
コロナ禍で消費動向が変わる中、餃子がどのように食べてもらえるかを考えながら、商品開発を行いました。
２０２１年１月〜１２月２２日現在、５９回の商品開発・改良を行いました。定番商品のリニューアルや改善試作を合わせると１００回以上の試作・研究・開発を行なっていると思います。少し振り返ってみます。
◉ハマミんのハマギde元気餃子［三島村の薬草（ハマギ）を使用したハマギ風味豊かな餃子］
鹿児島県枕崎市［薩摩半島の南端］から南に直線距離で約５０kmの離島。
三島村の三島竹島学園の子供たちが開発した、ハマギ餃子を商品化しました！皆でネーミング・パッケージデザイン・売り方、もちろん味の細部まで話し合って作った、こだわり商品です。ハマギとお肉の配合比は幾度となく調整を行いました！ ２月に発売し、即ロット製造分を完売した人気商品でした。
現在、次のプロジェクトを計画しています。また、詳細が具体的に決まりましたらお伝えします！
https://hamagiproject.localinfo.jp/
◉元気ももたろう餃子［鹿児島黒豚を使用し、子供たちにも食べやすいように作った餃子］
鹿児島で福祉施設も展開されている『元気ももたろう』さんが、「鹿児島の食材をふんだんに使った、お肉とお野菜がしっかりとれる餃子で、子供たちや皆さんに元気になってもらいたい」と立ち上がりました！
そして、販売スタイルは自動販売機！！ コロナ禍でも安心して購入してもらいたいという思いがあります。毎週金曜日は、金箔付きの餃子［純金太郎餃子！？］が当たるイベントも開催しています。
◉サワーポメロ風味の金の桜餃子［市来農芸高校の生徒さん達が育てた黒豚と、いちき串木野市特産のサワーポメロを使った柑橘系餃子 ］
市来農芸高校では、生徒さん達が授業の一環として養豚に取り組んでいます。育てられているのが、金の桜黒豚！ 高校生が愛情を込めて肥育した黒豚は大変美味しく、地元でも人気があります。
今回は、この金の桜黒豚とサワーポメロを使用して、甘さが引き立つ柑橘系餃子が出来上がりました！ とっても特徴的な個性派餃子を学生さん達自身が販売しています。
◉薩摩甘エビ入り黒豚生餃子［薩摩甘エビをふんだんに練り込んだ餃子 ］
鹿児島は魚介類が豊富で、タカエビ［ヒゲナガエビ］が有名です。
薩摩甘エビ入り黒豚生餃子は、エビの旨味と黒豚のジューシーさを贅沢に合わせた餃子になっています。しかも、添加物を一切使用しないという至上命題のもと、開発が進められました！！
小麦粉も国内産のものを使用し、皮のもっちり感を引き出すために
厚さを０.０１mm単位で微調整。最後に塩味のバランスを０．数％単位まで整えて出来上がりました。
あまりの美味しさに、今冬の冬ギフトで一緒に販売させて頂くこととなりました！（※薩摩甘エビ入り黒豚生餃子を含む「餃歳暮」の三宝餃子セット【冬】は好評につき完売となりました。）
◉ボンタンぶり・カンパチ餃子［お刺身に使う鮮度抜群のぶり・カンパチが餃子に！］
養殖ぶり生産日本一の長島町で、ボンタンを食べさせて育てた旨い！！ぶりやカンパチを餃子にして欲しいと依頼がありました。養殖生産者だからこそ、贅沢に刺身に使用する部分を使いました。だから、魚の臭みがほとんどありません！
ミートフリー［調味料にも肉を全く使用しない］なので、ギルトフリー餃子［罪悪感なく食べられる！？］の新しい提案になると思い、餃界に新風を吹かせることができるのでは？と期待しています。
◉小田牛の生餃子［黒毛和牛を豪華に使用した牛肉たっぷりの餃子］
南さつま市の黒毛和牛専門農場・小田畜産様が手と目と愛情をかけて生産している「小田牛」。赤身とサシのバランスの良い、「小味のある牛肉」が特徴です。餃子に使うお肉も、驚くなかれ、なんと等級でいえば「A3～A4」に当たります！そんな牛肉とあわせて牛脂も入れており、焼き上がりの和牛香が引き立ちます。
何度も試作を繰り返し、牛肉と野菜の割合が最後まで検討され、くどくなく、でも牛肉の味わいが感じられて新鮮野菜の食感や味わいも楽しめる生餃子にたどり着きました。
ちなみに、使用してる野菜は全て国内産。宮崎のニラと鹿児島のニンニクを合わせることで、餃子の風味にアクセントを出しています。
さて、ここで来年のお知らせです！
２０２２年、ビッグファイブの商品をお買い上げを頂いている全国の皆様に、オンラインショップでも何か新たな価値をご提供できないか…と新企画を始める事となりました。その試みとは・・・【コラボ餃子】！
これまでOEM［受託製造］という形で、企業様の様々な餃子を製造させて頂きましたが、ちょっと珍しい＋とっても美味しい餃子を全国の餃子愛好家の皆様にも味わって頂きたく…
【コラボ餃子】という形で１品ずつ期間限定で、ビッグファイブでも販売させて頂くことになりました。（パチパチ！）
その記念すべき第１弾が「小田牛の生餃子」に決定いたしました！
「小田牛の生餃子」は、1/10(月・祝)10:00～オンラインショップで販売開始予定です。（１パック12個入りで648円の予定です♪）
このほかにも実は、大人の事情で表に出せない餃子もまだまだあるんです！
そして、ビッグファイブの商品管理No.が今月で８８になりました！！
８８番目の餃子は、ひとくちサイズの餃子で、とあるリーフを使用した日本唯一の餃子になります。
こちらは、OEM［受託製造］なので販売が決まったら、またお伝えしますね。
今年も多くの方々との餃縁がつながり、開発依頼をいただきました。有難う餃子ぃましたm(_ _)m
また、原材料を納めていただきました生産者の方々や、豚さん・牛さん・トリさん・魚さん。。。皆さんに感謝でいっぱいです。
ビッグファイブは、来年も餃子の可能性を追求・研究し、皆様に喜んでいただける商品を作り続けて参りたいと思います。
その根底には『カンタン・美味しく・元気に！！』という会社の思いがあります。
２０２２年も餃子作りに邁進して参ります！
来年も、ビッグファイブをどうぞ宜しくお願いします。