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エッセイその36. 私に近い六人の他人(1)エリザベス女王

今日は、(駄)に限りなく近いです。
最初にお詫びしますので、読んでからお怒りになっては嫌よ。
お願いしますね。

私の好きな映画に、「私に近い6人の他人」というのがあります。
これは、Six degrees of separation と呼ばれる現象で、ウィキ先生にご解説をお願いします。
(ウィキ先生が支援を求めてくると必ず寄付しているので、コピペしてもいいかと思う、えっへん)

「六次の隔たり(ろくじのへだたり、Six Degrees of Separation)とは、全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる、という仮説。多くの人数からなる世界が比較的少ない人数を介して繋がるスモール・ワールド現象の一例とされる。SNSに代表されるいくつかのネットワークサービスはこの仮説が下地になっている。
この仮説は、後述のスタンレー・ミルグラムの実験を裏づけとして大きく広まったが、それ以前から文学作品などを通じて知られていた。この仮説を描いた最古の作品はハンガリーの文学者カリンティ・フリジェシュによる1929年の小説『鎖』とされているが[1]、「六次の隔たり」という名称は、劇作家ジョン・グエアの戯曲に由来する。この戯曲は後に『私に近い6人の他人』(原題:Six Degrees of Separation)として映画化された。

あっ、そうなんだ。もう少し簡単に考えていました。
結構壮大なものだったんですね。

この映画も面白かったけど、もっと面白いのは、ケビン・ベーコン。
あの、「フット・ルース」で大ブレークしたものの、あとは主役級の映画出演はなく、しかし、脇役として、ものすごくたくさんの映画に出ているそうです。そのため、この映画でケビンと共演した人・・とたどっていくと、ハリウッド中の人が「六次の隔たり」で兄弟姉妹になっちゃうんですって。それでこのことを、「ケビン・ベーコンのオラクル」と呼ぶそうです。失礼なような、光栄なような、ケビンも複雑な気持ちがすると思いますね。

さて、私はちっちゃく日本に逼塞していますが、たま〜に人と話していて、
えっ、そうなのっ? じゃあ、私はあなたを中継として、その人とニ次の隔たりじゃん? ということがあります。

本当は、その有名な人⇦⇨私の知人友人⇦⇨私 ニ次の隔たり、と主張するためには、最低その知人もしくは友人は、その有名人と会ってないといけないんですけど、私は話を面白くするために、「見ただけ」「遠くから見ただけ」も含めますので、結構いろんな人と、隔たりつつも、繋がっているんですよね。

・・・・いや、いないんですけどお願い、そう言わせて?

というわけで、今回は、私に近い6人の他人・イギリス編行きます。

まずなんといっても、エリザベス女王様です。

うちの義母98歳は、昔のバリキャリ組で、お金を貯めては米国・英国に船で渡り、そちらで秘書として働いていました。年齢は、エリザベス女王と確か、同い年です。あと2年頑張って生きると、エリザベス女王様からお祝いの電報が届くことになっています。コモンウェルスの国なので、そういうことになっているんですって。私の義理叔母のゾーイおばさんなんていう人は、この電報をしっかりもらってから物故しております。
で、義母がイギリスで働いていた間に、エリザベス女王の戴冠式があって、そのパレードを、沿道に立って祝福したのだそうです。
「お義母さん、そしたら私は、エリザベス女王と、ニ次の隔たりじゃん?」
と私が勢いこんで言うと、
「そうよ、tamadoca、二次と、言おうと思えば言えるのよ!」
と、いつも請け負ってくれます。
旦那があきれたような顔を見ています。

このことがあるために、私は、ドラマ「クラウン」、映画「英国王のスピーチ」そのほかを見ると、英国ロイヤルファミリーとのご縁を感じ、つい肩入れをしてしまうのでした。
いい加減にしなさいというところです。

(ところで私はよく、「じゃん」と言うのですが、これは子供の頃からのことで、実家の家族も言います。なので私はこれを、出身地の江戸川区、少なくとも、お隣の浦安の方言だと思っていましたら、横浜銀蝿が出てきた頃から、「それはハマの言葉なのだ」と、持って行かれてしまいました。悔しいです。
そして、名古屋では、独特の「じゃんねぇ」という言い回しが、別のニュアンスを伴って存在していたのですが、それを言うと長くなるので、またにしますね。)



6次の隔たりについては、ネタ切れの時にまた書かせていただきます。

これを最後まで読んでくださった方は、うちの姑と私を通して、エリザベス女王と三次の隔たりでつながりましたので、おめでとうございます。🎉
それは違うのか。

サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。