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エッセイ221.クレジットカードを使わない方がいい人

主義としてクレジットカードを使わないという人と、クレジットカードを使わない方がいい人と、いると思います。
私は後者です。
ですが、あまりに便利なので、使ってしまいます。

品物が早く欲しい場合は、トコトコと銀行やコンビニに払いに行くのが嫌。
代引きだと、代引き手数料が惜しいのと、家にずっといることはいますが、仕事をしていれば絶対に対応しにいかないので、来てくださる配達の人に申し訳ない。
何よりもクレジットカードが手軽で、すっかり慣れてしまいました。

けれども、家計簿をつけるときに、結構苦しんでいます。

よく買うAmazonですが、利用明細書には「Amazonです」「Amazonnマーケットプレイスです」(かな?)とあるだけです。そして一通の明細書に、買って結構すぐに差し引かれるもの、1、2ヶ月前、なんなら3ヶ月前の買い物が混在し、値段だけぽん! と書いてあります。

これを、コツコツと続けている家計簿に書こうとすると、やっぱり、食べ物だったのか本だったのかとか、いろいろ知りたくなるので、Amazonの購入履歴を、コロコロコロコロ、スクロールすることになります。
クレジットカード利用明細書の「利用年月日」と、特にAmazonの購入履歴にあるものが、ずれていることが多いです。また、786円を引き落とされているが、購入履歴の方には、768円と書いてあるし・・と思ったら違っていて、それはまた別のものであったり。
目を寄り目にしながら一生懸命購入履歴をあちこちすることになります。

それでもう、やけになり、クレジットカード引き落とし日の日付だけ家計簿に書くと、内容の欄には
「JCB、いくらいくら」「ビザ、いくらいくら」
と、合計額を書く感じになってきました。

しかし、かと思えば、あまりの請求金額の多さに疑心暗鬼🙄🤔となり、
やっぱり購入履歴を一通り調べようとします。その繰り返しで、自分の態度が決まらなくて、我ながら気が重いのです。

さてこの度、4月から夫婦2人暮らしになりましたら、食費が激減しました。
よく食べる娘がいなくなったのと、三人で暮らしているとつい、娘が飲み・食べしそうなものを先回りして買う習慣になっていて、それがなくなったからということでもあります。

そこで久しぶりに、家計簿をつけ始めたら、クレジットカード利用明細書の中に、なんだかよくわからない支出が3つありました。

一つは、毎月もやもやしていたのすが、AMAZON MUSIC US、750円ぐらいが引き落とされているもの。
US?  なぜ?

二つ目は、UBER EATSで、毎月きっちり、500円弱が支払われています。

最後は、Booking.com  Amsterdam で、12,739円、というもの。

最初の二つは、今までにもうすうす気がついていましたが、調べるのが億劫なのと、自分が購入して忘れていたのだろうと思って、放置していました。

が、アムステルダムは最近行ってないしなぁ・・って、一回も行ったことはないので、知りたくなりました。

まず Amazonのほうですが、「よくあるご質問」近辺をうろちょろしていても時間の無駄と決め、いきなりチャットで対応していただきました。
わかりました。
すごい数の曲を聴き放題のAmazonミュージックの、お試し無料期間3ヶ月に申し込んだらしく(Podcastと CDしか聴かないのに、なぜ申し込んだ自分?)、3ヶ月過ぎても自分でキャンセルしなかったため、延々、全く利用していなかったのにも関わらず、13回も払っておりました。
チャットにつきあってくれていた担当者・奈良坂さんが気の毒がってくれましたが、これは自己責任です。
直近の一回だけは払い戻してくださることになり、めでたく解約をしました。

これは、その昔、Amazon unlimitedというやつで、本を読み放題のお試しをして、そのあとキャンセルし忘れて、延々980円を毎月支払っていたのと同じことです。しっかりするのよ自分!

ウーバーイーツですが、私がウーバーイーツを頼んだのが、確か1回ぐらいです。そのときは、キャンペーンと、「初めて利用するあなたへプレゼント」を組み合わせて、近所の天ぷらやさんの天丼が、本当は3000円ぐらいになるはずが、1000円ぐらいで済んだのを覚えています。
🎊ばんざ〜い!\(^o^)/ 🎊大喜びをしましたが、私は外食と出前の食べ物は、インドカレー以外は全てすごくしょっぱく感じる味蕾をしていますので、それ一度きりだったかもしれません。そのあとたまに家族で頼んだものの、私がオーダーしようとするともたもたするため、やらせてくれません。
これもまた、ウーバーに問い合わせたら、ウーバーなんとか・・聞いてもわからなかったのですが、それを(自分が)契約していて、そのために毎月その500円弱が支払われていたそうです。どのぐらいの月数、払っていたかは、過去のクレジットカード明細を見ればわかるのですが、もうゲンナリしてしまい、調査?はそこで打ち切りました。

なお、Apple も、Amazonもウーバーも、宅配便の追跡から何から、なんでもかんでも、問い合わせはネットですよね。

そして、即、問い合わせをする前に、「よくあるご質問をよくよく読んで、猿でもわかるぐらいのことは自分でわかりましょう」ということになっています。

電話もかかりにくく、やっと通じても、コロナのために人員削減で、「なかなか電話に出られません」と、ヴォイスメッセージから言われることも多くなってきましたね。

昔はすぐに入れてくれたチャットのお部屋も、あっち見てこっち見て、どうしてもわからなくなった段階じゃないと、見つけにくくなっています。

頭の中がレトロな私にはとても辛い今の世の中。

ウーバーイーツなんか、お問い合わせのところで、やっと辿り着いた選択肢で一番近いのが「ハッキングされました」というのしかなくて、そこをクリックするのに赤面しました。
500円じゃぁねぇ・・・。

そうそう、例の、「Booking.comアムステルダム」と明細書にあった分は、問い合わせてみたら、「お心当たりのないご宿泊に対して請求・支払いをさせてしまい、誠に申し訳ございません」という返事が来て、二日経ちますが、まだ調査中だそうです。

そういやPayPalも、「変なもの送りつけ詐欺」にひっかかったときに、長いこと調査中。
で、結局、「相手の会社が返事をしないので、これまでです」ということになって終わりました。

なんだかなぁ・・アムステルダム行ってないしなぁ、なんか自分が変なところをクリックしてしまった可能性も否定できないし・・・。

だから問い合わせも腰が引けていて、単に「2021年12月12日の宿泊について、調べていただけませんか」と書きました。
もっとあれかな、烈火の如く怒り狂った感じの文章の方がよかったのかな?


テレビ、ラジオなら、物理的なスイッチを押したりすれば、ブーンといって始まり、イヤフォンは、差し込めば音が聴こえてきた懐かしい昔。

首を捻りながら、クレジットカード明細を調べるなどということはありませんでした。

クレジットカードを使わない方がいい人間としては、これからどうしていったらいいのでしょうかね。

・・・絶対でも、今日だって、クレカ使いますよね私は。

みなさんも、たまにはクレジットカード明細をよくごらんになって、うっかり契約しているものがあれば、解除したようがよろしくってよ?


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