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エッセイその73. 2020年お買い物の旅(3)

もともと、家族全員でアマゾン様に奉仕していましたが、コロナの時代が続いて、電車に乗ってまで買い物に行かなくなってから、さらに貢献させていただくようになってしまいました。

環境破壊・劣悪らしい配達や倉庫の皆さんの労働条件・ちっちゃな一品に驚くような大きさの箱・・など、マイナス面を数え上げればキリがありませんが、ついぽちり、としてしまう私はそう、弱い人間です。

続けましょう。

失敗したもの、いつも買っている食品や、返品したものはなかったことにして、3回目は小物をいくつか思い出してみます。
(購買履歴を見て、「私バカよね」と思うことも多いです)


2020年2月末に 仕事のために家を離れた長女に持たせるために、
最初に注文したのは、冷水ポットそれも2本。


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うちの娘らは、すごく水分を取ります。しょっちゅうお茶を作っている感じ。
過保護で恥ずかしいですが、お茶は台所にいつもいる私が作っています。
生まれてからずっと一緒に暮らした娘が出ていくにあたり、
おセンチ度マックスだった、あれは2020年2月。
邪魔がられず、しかし必要そうなもの少しぐらい、
と思って、買って持たせたり、送ったりしていました。

それで、このポットを2つ。
今までで一番洗いやすく、使いやすかったのでおすすめです。



次は、私の愛するサーモスのスープジャー・保温ポーチ・スプーン・箸セットに、スープ弁当のレシピブック。


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実はこれ、自分が欲しかったのですが、
私もう、外には全然仕事に行きません。
去年までは家族三人にお弁当を作っていましたので、
ついでに自分もお弁当を作っていましたが、それももうないですし。
自分用にはもう何も要らないのですが、
「朝作ったスープが昼までに60度ぐらいになるっていうけれど、
どのぐらいなのかな、十分温かいというレビューもあるが」
などと、ネットを眺めては考えていました。
それでこのとき、本人に訊かず、便利なんじゃなかろうかと思って買って、
引っ越し荷物に入れちゃったのですが、余計なお節介でしたよね。
だってお昼休みぐらい同僚と、または一人で、
好きなものを買ったりお店に行ったりして食べたいでしょう。
後で、「あれ使ってるよ。結構昼まで温かい」と言っていましたが、
結構すぐに、通勤自転車の籠にちょっとおきっぱなしで離れたら、
なくなってしまったそうです。
本当にお弁当が必要なときがきたら、自分の好みのものを次は買うのでしょう。


お次。

アロマクラフト用の遮光容器やキャリーオイル。自分用です。

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引きこもり生活で、思い出したようにアロマテラピーを再開しました。
主にリップバームと、ハンドクリーム、スカルプクリームなどを作っています。それに、ラベンダーやミントを入れるとスースーしてなかなか良いです。
保存料が入らないので、少量をちまちま作っていますが、これって、
「ワタシ、ナンカ、ヤッテル感」を得ることができるため、アロマで遊んでいる時間は貴重です。


それから目覚まし時計とキッチンバサミ、これも長女に送りました。
自分では「高い!」と思ったり、あるもので間に合わせるのですが、
人にあげる用だと、意外とすんなり買ってしまうのです。

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目覚まし時計は、光の色や強さが変わりつつ、
日の出や日の入りを再現して、自然の音で起こしてくれるらしいです。
キッチンバサミは、カミソリの貝印で、すごく切れ味が良いそうです。
ほぼ、まな板と包丁を使わなくなった、というレビューにしびれました。
でも考えてみたら、これまた自分が欲しいものだったことに気づきました。

そこでこの辺りで、頼まれてもいないのに送る、
というお節介をやめたたのでした。

うちの母や姉も、遊びに行くと、
「これ着る?」「これ持って行かない?」
と聞いていろいろ出してくるのですけど、こんな気持ちだったんですね〜。

私は要らないと言えずに、持って帰って家でしまい込みますが、
今になって母や姉の気持ちがわかる気がする・・・。

「家を離れた者に(自分は要らない)モノをあげたくなる心理」

って確かにあると思いませんか?


アマゾンの購買履歴を見るだけでいろいろ思い出し、懐かしくなりました。

またいつか、続きます。

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