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エッセイその31.  (駄)言い間違い

先日 なんとなくネットサーフィンをしていたら、
「みんなで今までやらかした言い間違いを発表しましょう」
という、素晴らしい記事があり、読んでいて面白いのばかり。
腹を揺すって笑ってしまいました。

割とあったのが、丁寧に話していて、

そうでございまする。

と はっきり言ってしまったというもの。
電話のあっちとこっちで爆笑が聞こえたそうです。

「ござる」も、言ってしまった人は割といました。

複数回答があったもののうち、私がやってしまったのはこれ。

会社員時代に先様からの電話を受けていて、
はい、はい・・・ええ・・はい・・
と返事をしていたら、途中で二つが混じって、

へえ

と言ってしまいました。
これは、気の張るお相手(自治省消防庁の割と偉い人)で、
言ってしまったことより、笑わずスルーされたのが辛かった。

バリエーションとしては、これ以外に、はいと ええが混じって、

はえ

と言ってしまったことはありますが、
これは普通に、滑舌の悪い人と思われたようで、
なんの反応もありませんでした。
本人は恥ずかしかったけど。

友人の話ですが、こう言うのがありました。

電話がたくさんかかってくる部署で、くたくたに疲れていたとき、つい、

「はい、○○商事でございますけど?」

と言ってしまったそうです。

一瞬の沈黙があって、相手の方が笑いを堪えながらの声音で、
「あ、はい、そうですよね」
と言ってくださったとか。
人によっては、貴様喧嘩売ってるのかと思われちゃいそうですね。

私の姉も会社員が長かったので、いろいろやってるんですが、
私の中で最高峰はこれです。

その会社は、アイワ、という社名だったのですが、
オーディオのAIWAと間違えて電話してくる方が多かった。

当時は、電話帳を調べてかけてくる時代なので、そういうことがあったのです。

ちょっと話しているうちに、すぐに間違いに気づきますので、

お客様、申し訳ございません、わたくしどもは音響のAIWAさんではなく、
同名の会社でございます。

と言うことがしばしばだったそうです。

すごく丁寧に教えてあげても、

なんだよう!

がちゃん! と切られることも多かったそうです。


ある日、姉が電話に出た途端に、男性の声で、

「あんぷだけどさぁ!」

とおっしゃった。

悪いことに、姉の友達に、安部さん(これで、あんべさん)と言う人がいましたので、姉は、

「はい・・・え〜・・あんぷ・・様?」

と言ってしまいました。

相手の男性は、

はあ?!
お前なにふざけてんの?
アンプだよ、ア・ン・プ!

と怒ってしまわれました。

バンドの練習中にアンプが不具合になった、みたいな状況で、
カリカリされていたんだとは思いますが、
ふざけてこう言うことを言ってると思ったら、怒りますよね。

そのあと、姉が説明する間もなく切ってしまわれたか、
説明が通じたかは、今となっては覚えていません。

(駄)でしたが、最後までありがとうございました。

写真は、クリスマスにもらったソックスの一つです。
載せられる写真がないときに、便利に使おうと思いまして。


今日も安全な一日を。

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