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エッセイ151. 水耕栽培・室内栽培(1)スタバありがとう


今まで漫然と書き散らしてきましたが、
小さな庭のプランターと、室内・2階出窓の野菜や花が育ってきたので、
あとで少しでも読みやすいように、水耕栽培・室内栽培という枠で書いていきたいと思います。

今日は水耕栽培をするときの容器というか、ケースについて。

ペットボトル栽培というのがあるのですが、
私はいくつかの問題を感じてきました。

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ペットボトルの場合です。
シールぐらい真っ直ぐ貼ってやってよっていう感じですが、収穫期を迎えて食べきれないぐらいどんどん大きな葉っぱを出す大葉です。
大葉と紫蘇って、同じものですか? 
誰か教えて。



で、ペットボトル容器ですが、まず、カッターでここぞというところを目指して「輪切り」にします。

切り離した上半分をひっくり返して、スポンジから根が出てきているものを、飲み口にはめて下に向かって「根」を出します。

それを本体の筒状のところに入れて、本体にためた液肥入りの水を根に吸わせるのが一般的です。

その際、

「根と水の間に空気が必要だよ」

ということだそうで、根が長くのびていれば、根と水の間に空間を開けたり、人によっては、裂いた布テープ状のものを、スポンジと水の間に漬けて、水に垂らしたりします。

また、100円ショップのタッパに水を張り、蓋部分に「畑の畝的」にカッターで切り込みを入れた部分を作り、スポンジをはめたりの、手間をかけていらっしゃるかたも。

前者は面倒でやったことがなく、後者は、上手くスポンジと「畝」の幅が合わなくて水に落っこちたりで、失敗というか、大雑把な自分には合いませんでした。


ペットボトルもいろいろな形があり、切る場所によっては、

「あら、はまらない」
「あら下に落ちた」
「上半分が斜めになって落ち着かない」(野菜じゃなくて私が)

など、いろいろです。
まあ、私が不器用ということです。

なにより、「空気が要る」問題が、すごく気になります。


そこで今の私は、スタバのカップを使っています。

もともと私は、液肥入りの水を、割とまめに変えます。
普通は「足していくだけだから楽」ということを言いますが、足していくだけでは嫌。

その理由ですが、

① 遮光してもしなくても、すぐにアオコがはびこってくる。
②やっぱりペットと同じように思っているので、新しいお水をやりたい。
③許し難いことですが、たとえカルチャーボール(=天然の土そのものではなく焼成したものなので、虫害がないはず)であっても、そこにコバエが卵を産みます。
そして、どういうことかわかりませんが、生まれたベビーが、水中を泳いでいることがたまにあります。
見つけると本当に嫌、鳥肌が立ちます。
見つけ次第、泳いでいるうちに流しに捨ててしまえば、
室内コバエ問題は生じません。

何より、産卵は阻止できないので、どんどんとベビーのうちに駆除したほうがいいし、ときどきは、ハイドロボールが沈むぐらい水を入れて、卵がおぼれるかどうかはわからないけど、気休めにしています。


・・とまあ、しょっちゅう替えたい水なわけですが、
それがペットボトル製の容器だと、なんとなく水も替えにくいのです。

最近やってみて一番しっくりきたのが、スタバのカップ(蓋付き)に、100均スポンジを包んであるネット(後述)や、やはり100均の目の粗いナイロンのシンク内ゴミ受けネット丸めてを入れ、水を注ぎ、ある程度まで育った野菜を、スポンジごと「蓋の穴」を通してしまい(意外と通る、そしてそのあと安定がいい)、そこに水を入れるものです。

以前は、「水を足すために、ペットボトル容器の飲み口側に穴を開ける」などの苦労したり、また、「空気空気」と思うけれども、水も根っこまで届かせなくてはいけないので、なみなみと水を入れ、それをしょっちゅう替えるため、
「水、もったいない感」にさいなまれていました。

しかし、この水と根っことの間に「場所塞ぎ的」な媒介物を入れることにより、水を替えるのが一層楽しくなってきました。

アオコ問題も生じませんし、根がネットを捕まえれば安定感もあります。捕まえなくてもいいです。このトマトは白いネットですが、本当は色付き(普通は青)の方が、アオコが出ても目立たなくていいでしょうね。(こまかい・・)

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これは、ミニトマトです。
芽欠きを逃れたため、10センチぐらいになってしまった脇芽を水に入れたら大きくなったもの。
花も咲かせて、実をつける気まんまんのようです。
訊いたことないけど。

コバエの産卵を避けるため、穴をテープで塞いでもいいかな。
水やりは、カパっとすぐに蓋が開くので、問題なしです。

蓋付き容器の良さは、ときどき外に出して日光浴をさせます。
入れ忘れているうちにゲリラ豪雨が来て、容器いっぱいに雨水が溜まります。
ハイドロボールが流れないように気をつけながらそれを取るのが大変なのですが、これだとあまり水が入らないような。いや、入るかな。


前述の、100均のスポンジというのは、水耕栽培をしている方ならご存知ですが、いまどきのスポンジは、「フライパンや鍋底がゴシゴシできますよ」ということで、固い部分がついていて、水耕栽培の種まきには向きません。
唯一そうでないのが、100均にもスーパーにも売っている(ときどきスーパーの方が安い)ネットに入った薄いスポンジ。

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この丁寧にスポンジをカバーしているネットはいらないので、取ってしまい、それを「媒介物質」に転用しています。
これは今、どこでも手に入るものですが、この薄さが素晴らしいです。

私は子供のころ、「科学と学習」の「科学」の方をとってもらっていたぐらい、実験好きでした。
だから毎朝起きるとすぐにあちこち回って野菜と花に挨拶し、不具合がないか、楽しくやってるかチェックするのが習慣となりました。


さて、たとえ室内であっても、野菜を育てていると、ハダニ・コバエ・出窓ではコガネムシなど、日々、虫との闘いです。

我が家なんて住宅街なのに、虫の食べログに、「3丁目の食べホ」と載ってしまったらしく、何をしても虫がやってきます。
極力薬を使いたくないので、朝からセロテープ持ってハダニ取り。

虫が嫌さに、全て根菜にしたいぐらいですが、それだって、葉っぱをやられるから光合成できなくなります。季節も違うし。
まあ、虫とは毎日闘うしかありません。
虫については、また日を改めて・・


水耕栽培は、種まき、容器作り、虫取り・・など、毎日やることがたくさんあってとても楽しいです。

本を買わなくても、たくさんのブログで詳しくいろいろ書いてくださっているので、すぐにでも始められると思います。

みなさんもいかがですか?


続きます。

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