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エッセイ375.骨が痛いということ

お久しぶりです。
鎖骨を骨折して大人しく過ごしていました。
今日でちょうど15日目になります。

その日私は何も無いところでつまづいて、変な転び方をして肩を歩道で打ってしまいました。
お風呂はいけないだろうなと思い、アイスパックで冷やしながら寝たのですが、夜中に何度か、目が覚めました。

翌日の7時から3つのレッスンがあったのですが、教えているうちに腕が上がらなくなってきて、いつもは小さな画面いっぱいにジェスチャーをするのですが、できなくなりました。

骨折の痛みというのは、独特です。骨の中に、痛みを感じるスポンジみたいな物が入っていて、それに金属が差し込まれるような、表現しにくい、やるせない痛みが来ます。

整形外科さんの予約が取れて、外に出て歩き出したら、なんだか肩のあたりがふわふわし、なんとなく少しギクギクするような感じもあります。
肘を曲げて歩くと我慢できるので、三角巾で吊る、というのはそういうことなのかなと思いました。動かさないのが良さそうです。

お医者さんのお見立てでは「鎖骨が折れているかもしれません」とのこと。
「肩ではなくて?」
「はい、転んだり自転車から落ちて、鎖骨折る人は多いんですよ」
と教えていただきました。

レントゲンを撮った結果、右の鎖骨が折れていましたが、手術するほどではなく、クラビクルバンドというもので背筋を伸ばして回復を待つということになりました。
1ヶ月ぐらいでバンドは取れるし、全治3〜4ヶ月で済むそうです。

これです。


ご想像のように、重く暑苦しく、自分ではつけ・はずしができませんし、服の上からつけていても、そのうちにどこかしら、皮膚が痛くなってきます。腕も変な感じにぶらさがり、歩いていると 小さくのっしのっしという感じになると思います。

寝ている間は自分の動きは管理できないので、身動きをしては目が覚めることが多いです。なので、夜眠れるようになるまでは、昼寝を自分に許すことにしました.
朝起きるときは、痛みが出る直前のところまで体を起こし、それから角度を変えてまた少し起こし、というのをやっているので、時間がかかりました。
今は大丈夫です。
しばらくの間は、ソファからも起き上がりにくく、一日中椅子に座っていました。
これも今は大丈夫です。

家事は5日ぐらいは休んだあと、今は料理と食器洗いはやっています。
夫は料理から掃除全般、ベランダの植物の世話まで、言えばなんでもやってくれて、とても助かっています。

痛恨時は、郡上おどり in 青山に行けなかったことです。
コロナ以来、初めて再開することとなり、楽しみにしていたのですが。
鎖骨を折った日の、翌々日が開催日でした。
そっと踊ればいいかと思って
🎵  郡上のなぁ・・・
と腕を伸ばしかけて、瞬時に諦めました。
痛いの痛くないのって、本当に痛かったです。
もしかすると行けるかなと思った自分がすごいです。

思えば、2019年4月30日夜から、踊りながら0時を越して令和に行くイベントに参加して、あれから4年。
ほんと、おどりを忘れそうです。

子供や若い人は、1週間ぐらいで治るそうです。
うらやましいですね。

さわるとデコボコしている鎖骨ですが、大事にしてやりたいと思いました。
皆さんも転ぶ時はちゃんと手をついてくださいね。

サポートしていただけたら、踊りながら喜びます。どうぞよろしくお願いいたします。