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エッセイその54.  SNS漂流①mixi

去年のいつごろでしたか。
mixi から、メールが来ました。

eメール・・。

使わなくなってきていませんか?

私は携帯はキャリアではないため、携帯のメールアドレスはありません。

過去に、携帯メアドを使って登録した何件かの「なんか」ですが、
それを入力しないと退会できないため、ずっと退会できません。
不便なことです。

また 年上の友人たちには、

「私は携帯会社の携帯ではないので、ショートメッセージは使えません」
「よかったらこのgmailに送ってください」

とお願いしても、通じないことがあります。

そこへもってきて、外出をしなくなったのと、
誰とでもLINE、Facebook Messanger。
家族間は iMessageで事足りるので、ますますメールは使わなくなりました。
gmail、仕事には便利なんですが、生徒とのやりとりは、
お互いに慣れてくると、LINEかViber、Telegramに移行してしまいます。
見逃すことがなくて とても便利だからです。


ために、たとえ個人からもらっても、
商業メールに埋もれて読み逃すメールがありそうです。
だからといって、毎日メールチェックに費やす時間ももったいない。

きっといろいろご無礼しているのでしょうが、仕方ありません。

で、その、たまたま気が付いた mixi からのお知らせメールです。

最初に頭に浮かんだのは、

mixi まだあったのか〜 😲

でした。

なくなったと聞いたこともないのに、「あったんかい!」は失礼ですが、
あんなにワクワクしながら、お知らせメールを開けていた日は遠い。

思えば、子育て中の私が初めて出会ったSNSが このmixi 。
最初、新聞記事で、
「大変面白い、新しいコミュニケーションの方法である」
「したいと言っても、すぐにはできない。招待制なのである」
というようなことを読み、敷居を高く感じられたこと。
やがて誰かが招待してくれて、始めることができたときのヨロコビ。

思えば私はうぶでした。

そして、友人知人以外に、誰かと知り合うということが、
とてつもなく新しいような、すごいことのように感じたのでした。

今の私はすっかりおとなしくなり、
ポーチに一日中座っている老犬並みに静かになってしまいましたが、
当時はまだまだ張り切っていました。

mixiでコミュニティに入り、喜んだりがっかりしたり。

当時は東京に住んでいましたので、関東圏の人とは会うこともできました。
今に続く友人知人、とっくにお互い忘れ果てている多数の人と、
時代の徒花に踊らされ、てか、好きで自分から踊って、
繋がったり、疎遠になったりを何年も続けていたのですね。
全然見なくなったのは、いつごろからなのでしょうか。
全く思い出せません。


今もって退会していない理由はただ一つ。
年賀状もお互い、ほぼ交換しなくなった中、
mixiだけ繋がりの人がほんの少しいるから、それが一つ。

もう一つは、当時の mixiでできるゲームの一つ、
記憶スケッチというのを、できればとっておきたいからです。

ペンタブも知らず、タブレットもなく、
マウスをキコキコ、小刻みに動かして輪郭線を描いては消し、
色の付け方をようやくわかって、何枚か描いたそれ。
年にいっぺんぐらい見ると、笑っちゃいます。


そうそう。
それで 久しぶりに mixiからもらったお知らせは、
誰かが私にメッセージをくれたので、読むがよかろうということでした。

ログイン方法も忘れていましたが、
当てずっぽうのぞんざいなパスで入室できまして、読んだそれは。

「結婚とかというのじゃなくて、パートナーに出会いたくありませんか」

というのが目に飛び込む、素敵な茶飲み友達募集のグループでした。

えっ、ちょっと待ってちょうだい!
私に言ってんの?

結婚していらしたらごめんなさい、みたいなこともあったかな?
いつの間にか、老いらくの恋の対象になっている自分なのでした。



結構ショック。😅



というわけで(どういうわけだ?)、今日からしばらく、
mixi から始まった私のSNS漂流について、思い出し書きをしたいと思います。

だいぶ前から、少し若ぶったことを言うと娘らに笑われてしまう私。
少し、いけてる親なんじゃないかと勘違いしていた時代は終わり、
今は謙虚に、静かに振り返りたいと思います。

当時はSNSという言葉さえなかったのですよね。

続きは、Fecebookです。


mixi の記憶スケッチの、第一作から四作です。

へったくそですよね〜!


 第一作  大泉洋さんです

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第二作  だんごむし

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第三作 洗濯ばさみ

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第四作  妖怪人間ベムベラベロのうち、ベロ

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